図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

矢板市立図書館(栃木県)

二泊三日で、那須方面に出かけることにしました。
この日の宿泊地は、那須塩原駅の近く。
那須塩原市には、その筋では有名な、「みるる」なる図書館があるので、行ってみるつもりだったのですが、
途中の車中で何気なくwebサイトをチェックしてみると、、
現在は蔵書点検のため臨時休館中!

急遽計画変更を余儀なくされました。
高速道路は予定通り矢板ICで下り、矢板市の図書館へ向かうことに。

図書館は、市役所の他、生涯学習センター、文化センターなどが建ち並んでいる、文化エリアとも言うべき所にあります。

図書館の前の道

市役所の横なので、街の中心部かと思っていたら、田園の広がる郊外でした。

図書館はこちら。中に入ってみます。

入口付近では、子供の読書感想画展をやっていました。
床は木のタイル貼り。
館内の案内の字体からして、かなり古そうな印象を受けます。
時刻は午後5時。閉館までは2時間あるのですが、お客さんは少なめ。

二階は中央部に張り出し、その周囲は吹き抜け。
当然壁は大きく、両側が一面ガラス張り。
一段下がった高さの、丸い絨毯敷のスペースが4つあります。
2つは絵本コーナーになっていますが、2つはロープが張られ、物置状態。
なかなか複雑な館内構造。

「えほんのおへや」は別にありました。
CD、DVD、VHSもほどほどに置いています。
コンピュータの本は、技術的なものは少なめ。

時代小説の文庫本コーナーには、
佐伯泰英のシリーズ、喜連川の風、などは持ち去りが多いのでカウンターに配置している、との注意書きが。
どこの図書館でも大人気の佐伯氏ですが、ここまで来てしまってはいけません。

広報類の置かれた行政資料コーナーはあるものの、郷土資料が見当たらず。

二階は、広い読書室兼参考図書室です。
ここもガラス張り。一階とその先の外が見渡せます。
県内の市町村史が多数。かなり古めのものが目立ちます。
郷土資料はこれだけ?と思ったら、眼下の一階の棚に郷土資料の文字を発見。

一階奥に、郷土資料コーナーがありました。
棚の上に、全集ものが置いていたので、先ほど通った時には気づきませんでしたが、栃木県に関する本が多数、棚に並んでいました。

開館は1980年のようで、やはり結構な年数を経ていました。蔵書数は6年前の情報で、約15万冊。

向かいの文化会館の裏は、道の駅やいた。

ここは2年前、会津に行った時に休憩を取った場所。
こんなすぐ傍に図書室があったとは。

反対側の市役所との間には、川が流れていました。

内川

矢板市立図書館