図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

ちはら台コミュニティセンター図書室(千葉県 市原市)

加曽利貝塚から、京成電鉄の終点、ちはら台まで来ました。
新興のニュータウン、と言っても駅の開業から27年経っているようで、それにしては周囲は寂しめ。

f:id:n344sj:20220321141358j:plain
ちはら台駅

この町にも図書館があるようなので、行ってみます。
駅から2㎞ほど東、周辺にはスーパーなどがあり、市役所支所も同じ施設内。
駅周辺よりはこの辺りの方が賑わっています。

f:id:n344sj:20220321141439j:plain
コミュニティセンター前の道

図書室には、みんなのとしょしつ「MiNTO」なる愛称が付いているようです。
室内に入ろうとすると、コロナ対策で、保健所への情報提供への同意書の記入を求められました。
小さな施設なのに、職員さんは三人も。
しかし、お客さんはほぼいませんでした。

板貼りの床で、まだ新しそうな図書室。
手前が児童書、奥が一般書になっています。

室内は雷型というか、一言では表現できない少々複雑な形状。
本棚も壁に合わせて、斜めに並んでいたりします。

ここも一通りの分野の本が揃っていますが、全体的には少なめ。
漫画、視聴覚資料などは見当たりません。
郷土資料は少しだけありました。
子供向けの「南総里見八犬伝」があったりして、房総半島に入ってきたことを実感。
過去の本屋大賞候補作を集めた企画コーナーなどもありました。
f:id:n344sj:20220321142716j:plain
蔵書数は3万冊。
鍵は締まっていましたが、書庫と書かれた扉があったので、開架の本は更に少ないのでしょう。

ちなみに、ちはら台の名前の由来は、千葉市の「千」と市原市の「原」を取ったとのこと。
2市に跨るニュータウンとは言え、大部分は市原市千葉市にも気を使ったのでしょうか。
市原から「い」を抜いただけとも取れますが。

その後は、バイクで房総半島内陸部をひたすら南下。
途中、カメラマンの集まる菜の花でいっぱいの斜面がありました。
f:id:n344sj:20220321164532j:plain
斜面の上は、いすみ鉄道の線路だったようで、名のある撮り鉄スポットだったのかも。
この時は電車は来ませんでしたが、その先の何でもない所で菜の花色の電車を拝めました。
f:id:n344sj:20220321164725j:plain

ちはら台コミュニティセンター - 市原市立図書館