海みらい図書館で金沢のガイドブックを見ていて、急に21世紀美術館に行きたくなりました。
開館した2004年以来、金沢に来る機会は何度かあったのですが、年末年始のことが多いので、美術館はお休み。一度も訪ねる機会がありませんでした。
企画展以外は入場無料、というのも初めて知り、この機に是非行っておかねば。
金沢港からは6㎞ほど。金沢一の繁華街香林坊や兼六園からも近く。街の中心に位置しています。
地下にある駐車場も、30分までは無料です。
上にワイヤーが付いていない、油圧式のエレベータで一階へ。
回廊を歩いていると、ガラス張りのライブラリーを発見。
中に入ってみると、展覧会の関連資料、絵本などが本棚に並んでいます。
画集はあいうえお順ではなく、アルファベット順。海外のものも多数あるためでしょう。
哲学、歴史、社会科学、自然科学、建築など、芸術を学ぶ上での素養となるような各分野の本も、少量ながら置いています。
映画、文学などの本に加え、漫画は「風の谷のナウシカ」がありました。
海外の国際展カタログも色々。
雑誌も40誌ほど置いていました。いずれもアート系の雑誌。
蔵書数は不明ですが、1万冊以上はあるでしょうか。
廊下に出て振り返ると、思いがけずアーティスティックな写真が撮れました。
再び、館内を見て回ります。
有名な下から覗けるプールは有料エリアのようで、観ることは出来ませんでしたが、充分に見所満載。
JEFF KOONS展。バルーンアートに見えますが、実は金属製とのこと。触って確かめることは叶いませんが。
野外にも、アート作品が多数。
何と形容していいか分かりませんが、色に溢れた不思議な空間。
茶室もありました。枯山水が綺麗。
金沢城の城壁は目の前。
さすがに30分では足りず、150円/30分の駐車料金はかかりましたが、21世紀美術館初訪問に思いがけない図書館探訪も加わり、充実の一時でした。