図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

ふみの森もてぎ図書館(栃木県 茂木町)

茨城県から、栃木県茂木町に入りました。
幹線道路でもない山中の道にしては交通量が多い、と思っていたら沿道に、もてぎモビリティリゾート(旧ツインリンクもてぎ)が登場。
ここに向かう車が多かったようです。

やがて茂木の町に入りました。
落ち着いた静かな町で、古い家並みも少し残っています。

町の中心部に、新しい図書館があります。
ギャラリーなどもある、文化交流施設。

木材の多用された真新しい館内は、木の香りが漂い、まさに”森”。
写真撮影もOKとのこと。

本棚の上には「すぐに役立つ」「人生を楽しむ」「世界と日本の現在を知る」など。分かりやすいテーマが掲げられています。

田舎町の図書館の朝にしては、人も多め。
学習室も、朝から真面目な学生達で賑わっています。

漫画コーナーがそこそこ充実しています。
茂木町出身の金子節子さんの作品も置かれていました。

郷土資料も、新しい本が多め。
「ススメ!栃木部」なる漫画もありました。
二宮尊徳に関する本が多数あります。小田原の人だったはずだけどなぜ?と思ったら、茂木に少し住んで活動していたことがあるようです。
その上には、なぜか近江商人の本も。近江から北関東に移って成功した人が多いとか。

CD、DVDも多くはありませんが置いています。コロナ対策か、視聴席は一つだけ。
私がいつもチェックする、コンピュータの本はかなり寂しめ。

二階には文学全集、歴史、哲学などの本があります。
文学全集も新しめのものが多く、綺麗。
そして、ここにも漫画がありました。「のらくろ」や、手塚治虫藤子不二雄水木しげる大全集など、漫画の中でも古典と呼べそうな部類の物がこちらにあります。

雑誌は60誌ほど。
雑誌棚の向かいがカフェになっています。
ホットコーヒーが160円とリーズナブル。一杯いただいていきました。

カフェから

2016年に開館したというこの図書館、蔵書数は約6.9万冊。まだまだ伸び代がありそうです。

正面玄関

背後にある高台は、城山公園。

大した高さには見えなかったので、バイクを置いて歩いて登ってみます。が、道がクネクネとしていて、思いの外時間と労力を要しました。
上からは、茂木の町が一望できます。

城山公園では、もてぎ里山アートフェスタなる催しをやっていて、アート作品が展示されていました。

ふみの森もてぎ