図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

市貝町立図書館(栃木県)

茂木町を出て、お隣の市貝町へ。
途中の沿道、カメラを構える人で溢れている所がありました。
白い大きな鳥が見えたので、白鳥飛来地か?と思いましたが、やがてやって来たのは、SL。なるほど。
真岡鐵道で週末走る、SLもおか。
慌ててバイクを停めてカメラを構えても到底間に合わないので、目に焼き付けるのみとなりました。

ほどなく市貝町に入りました。
ここでも図書館を訪問します。
周囲には公民館、武道館、運動公園などが集まっています。その先には市貝温泉も。

図書館・歴史民俗資料館

中に入ってみます。
歴史民俗資料館も併設されているとのことですが、、、展示物はこれだけ。

ここまで小さな資料館はなかなかありません。

気を取り直して、図書館の方へ。
「祝20周年 このミステリーがすごい歴代大賞」なる企画展示がありました。
CD、DVD、60誌ほどの雑誌、漫画が置いていますが、あとは児童書ばかり。
おはなしコーナーや、いろいろな国の絵本コーナーもあります。
ほぼ英語ですが、台湾、韓国、ドイツなどのものも少しありました。

漫画は「進撃の巨人」「呪術廻戦」など、結構新しめのものを置いています。

一般閲覧室は二階でした。

郷土資料は、本より遺跡などの資料中心。
市貝町の資料の棚には、入野正明なる人の小説が2冊あります。
地元出身の人なのかと思って著者略歴を見てみると、、なんと市貝町長!
出版社は文芸社。ということは、自費出版だと思われますが。

私がよくチェックする旅行書、コンピューターは、どちらも寂しめ。
特に海外ガイドは寂しく、「地球の歩き方」は無し。

二階からの眺めば良好。田園風景が広がっていました。

新書は一階にありましたが、文庫は新着図書にあったのみで、見当たりませんでした。
開館は1991年、蔵書数は約8.5万冊とのこと。

カウンターには、入野家住宅の案内パンフレットが置かれていました。
町長と同じ名前。関係があるのでしょうか。
他にあまり観光名所も無さそうなので、行ってみることにします。

図書館からは南西に4kmほど、やはり田園風景の中にありました。
銀杏の黄金の絨毯が見事。

築180年ほどで、国の重要文化財に指定されているとのこと。入場無料です。

ボランティアガイドの方が案内してくださいました。
聞いてみると、町長が住んでいたわけでは無いようで、詳しくは分からないが親戚筋ではないかとのことでした。

市貝町立図書館・歴史民俗資料館