図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

備前市立図書館日生分館(岡山県)

帰省の後は、青春18きっぷで西日本の旅に出ます。
朝11時前に、赤穂線日生駅で途中下車。

日生駅

駅を出ると、目の前が港。小豆島行きのフェリーも出ています。

この日は1月4日。
一般的には仕事始めの日ですが、この日から営業開始する図書館はむしろ少数派。
ここを下車駅に選んだのは、駅近くの図書館がこの日から開いているから。

駅から徒歩数分、市民会館の一角に図書館がありました。

右側一階が図書館

スライドドアを開けると、廊下が続きます。
お正月らしく、本の福袋が置かれていました。中身の分からない3冊の本が入った袋には、大人向け、中学生向け、などと書かれています。
新聞と、十誌ほどある雑誌も廊下にありました。

ほぼ正方形の館内は広いとは言えませんが、本棚は高く、密度は高め。
郷土資料の棚も大きめ。
岡山県備前市日生町吉永町と4つに分類されているように見えて、明確には分かれてなさそう。

「岡山文庫」なる郷土文庫の棚もありました。
古いものは昭和40年代から、新しいものは10年ほど前の刊まで。

児童書、文系書以外は少なめです。
私がいつもチェックするコンピュータの本は、数十冊。
旅行ガイドは大半が「るるぶ」。
文庫は時代小説、ラノベという売れ筋を中心に、そこそこ充実しています。

廊下の途中には、絵本の置かれたキッズルームもありました。

蔵書数は約3.9万冊。開館は2005年のようです。
図書館のすぐ裏は海。人は少ないですが、ロケーションは最高です。

日生で降りたもう一つの理由は、名物の牡蠣たっぷりのお好み焼き「かきおこ」。
駅からここに来る間にも、図書館の真ん前にもお店があります。

図書館前の道

正直あまりお腹が空いていなかったので、どうしようかと思っていましたが、やはりここに来ると食べずに帰れない気分になってきます。
しかし、、人通りが少ないので油断していましたが、旬の季節の上に正月休みの人も多いとあって、お店の前には入店待ちの人が。
どの店にするか迷っている内に、呑気に食べている時間は無くなって来ました。
テイクアウトなら何とか、と思い聞いてみると、テイクアウトでも最低20分かかるとのこと。電車の時間を考え、泣く泣く断念。
元々はそんなに食欲は無かったのに、いざ食べられないとなると悔しい。。図書館に行く前に注文しておくべきでした。

施設案内|備前市立図書館