図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

大和市立中央林間図書館(神奈川県)

ゴールデンウィークがスタート。前半は近場に鉄道旅行に出かけることにしました。
渋谷から東急田園都市線に乗り、終点の中央林間で下車。

中央林間駅

駅の目の前にある商業施設、東急スクエアの三階に図書館があります。

東急スクエア

図書館があるのは、星乃珈琲店の奥。
珈琲店の中にも珈琲の本が置いてあったりして、どこからが図書館なのかはっきりしません。
一応床の色で境目が示されているようですが、壁は全く無くて、実にオープン。

奥が図書館

L字型のダークブラウンの本棚。
カラフルなスツールの並ぶ様はゆったりとしていますが、本棚も空きが多くてゆったり。
柱には大きな鏡が貼られていて、実際以上に広さを感じさせます。

長い閲覧席には、隣との間にアクリル板が立てられています。

郷土資料の棚は、行政資料が多く、本は少なめ。

洋書もありました。国内外の名著を要約したラダーシリーズ、絵本など。
コンピュータの本は、まあ普通。あまり高度な本は見当たりません。
地理・地誌コーナーの旅行ガイドは、かなり少なめ。
最奥は新書、文芸書でした。

雑誌は百誌ほど。そう言えは新聞は見当たりませんでした。

蔵書数は約3.7万冊。決して多くはないのですが、それ以上の充実感を感じさせる図書館でした。
図書館城下町を標榜する大和市は、正月2日から図書館が開いていましたが、ここもやはり休みは大晦日と元日のみ。さすが、と言うしかありません。

開館は2018年4月1日。実はここは、オープン初日に偶然居合わせるという、奇跡的体験をしたことのある場所。
あれから約6年、すっかり市民の生活に溶け込んだ姿を確かめることができました。

大和市立中央林間図書館