図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

藤沢市片瀬市民図書室(神奈川県)

中央林間から小田急江ノ島線に乗り、江ノ島へ。
最初は藤沢で降りるつもりだったのですが、終点まで行っても運賃がほとんど変わらないことに気づき、せっかくなのでやって来ました。

片瀬江ノ島駅

江ノ島には他に江ノ電湘南モノレールの駅もありますが、島へは小田急の駅が最寄り。
大渋滞でほとんど動かない車道を横目に、歩いて島へ渡ります。

天候に恵まれた、ゴールデンウィーク2日目。当然、人で溢れていました。

江島神社

島の奥へ、行ける所まで行ってみます。

着いたのは、島の裏側、稚児ヶ淵。こんな所にまでこんなに人がいるとは。

洞窟のある岩屋へは、長い待ち行列ができており、訪問は断念。

来た道を引き返し、本土に戻りました。
江ノ電の駅までは道行く観光客も多いのですが、その少し先のモノレールの駅は、閑散としています。
その更に先にも、一応商店街が続いているのですが、ここまで来るとほぼ人はいません。
短いアーケード、というかただの屋根を抜けると、、

その先に、図書館があります。正確には市民センターの中の図書室。

片瀬市民センター

市民センターの一階にあります。
中に入ると、市役所の支所。この日は日曜日なので閉まっていますが。
その横を抜けると、奥に図書室の入口がありました。

図書室内は、半円形。
かなり小さなスペースですが、職員さんは二人いました。
雑誌は10誌ほど。新聞は4紙。
今日の新聞は、入口の外にありました。

手前は文庫、文芸書。
奥が児童書。
コミックもあります。
コンピュータの本は十冊ほど。旅行書も少ない。
ちょうど真ん中辺りに、郷土資料がありました。こちらは、規模の割には揃っています。
江ノ電湘南モノレール、江の島水族館などの本が置かれていました。

蔵書数は約1.1万冊。
本の貸出は1974年から行っているようですが、整備開室したのは1988年とのこと。

ここに来る途中にお寺があったので、帰りに覗いてみました。

常立寺

なかなか立派な寺ですが、観光客は皆無。

モノレールの駅を超え、その先にある龍口寺にも寄りました。

龍口寺

こちらも立派な寺ですが、夕刻なので人影はまばら。
五重塔もありました。

寺の前の道路には、江ノ電の線路が敷かれています。
電車がいつ来るか分からないので、去ろうとしたら、、、

やって来ました! 
実に絵になる光景。電車は頻繁に来るので、決して珍しくは無いのですが。

片瀬市民図書室 - 藤沢市図書館