図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

Sri Sucharitha branch library(コロンボ,スリランカ)

限られた時間でスリランカの図書館訪問、という困難に思えたミッションをクリアし、一安心。
こうなると、先ほど閉まっていた図書館ももしかしたら9時を過ぎたので開いているかも?と思い、帰り道に再挑戦。

路地の入口にはゲートがあります。アメリカの高級住宅地のよう。

門番もいます。通ろうとすると止められましたが、ライブラリに行きたい、と言うとあっさり通してくれました。
これが図書館。英語で看板が出ています。

扉がやはり開いていました。
こちらも9時開館だったのでしょうか。ネット情報だと8時なのですが。

先ほどの図書館は職員一人でしたが、こちらは四人もいました。
規模も大きめ。やはりお客さんは0でしたが。。

入るとまず、新聞、雑誌コーナー。日本のよくある図書館と同じです。
英語紙もありました。

その先は、半地下の部屋。
手前は児童書コーナー、奥に一般書があります。

棚は、英語とシンハラ語で大きく分かれています。
アダルト、ジュニア、言語などの区分が、色付きのラベルで表されているようです。タミル語の本もある模様。

長い閲覧机もありました。

やはり、シンハラ語の本の背は黒ばかり。地味な印象は拭えません。
蔵書数は4,5万冊といったところでしょうか。なかなか立派な図書館でしたが、どれほど利用されているのかは。。平日の朝でなければ、もう少し人がいるのでしょうか。
周辺に重要施設がある気配は無く、なぜゲートで守られているのかも、結局よく分かりませんでした。

そろそろ空港に戻らないといけないので、バスターミナルに向かいます。
途中にあった仏教寺院も見学。

小さい寺ながら仏像、仏舎利菩提樹と揃っています。

お寺の前で、通りすがりの少年グループに、写真を撮ってくれ、とせがまれました。写真を撮ってデジカメのモニターで見せてあげると、大喜び。
実は、朝食を摂った食堂のオヤジたちにも同じことを頼まれました。
スリランカの経済的苦境は聞き及びますが、とは言え今時カメラが珍しいほど貧しいとも思えないのですが。。。スリランカ人の純朴さに頬が緩みます。

バスターミナルに行き、空港行きの178番の乗り場から乗ろうとするも、バスに行き先が表示されていません。
近くの人に聞いてみると、空港行きは別の所から出るとのことで、連れて行ってくれました。
道路を挟んだ湖畔に別のバスターミナルがあり、エアポート!エアポート!と連呼しているバスに乗り込みました。
定刻は無く、人が集まったら出発、というシステムなので、急いでいる身にはイライラさせられますが、10分ほど待つと出発。
行きと違い、帰りのバスは、空港入口のすぐ傍まで行ってくれました。
車両は小さめ、料金もちょっと安めの350ルピー、と何もかも行きのバスとは違いました。
やはり、行きにももっと便利なバスがあったのかも。。なかなか難易度の高い国です。

入国時に2000円をルピーに替えたのですが、結局1/3ほどしか使わなかったので、空港で再両替。
円は無いので米ドルにしてくれと言われ、渋々承諾したら、戻ってきたのはたった6ドル。
コミッションが超高かった(1000ルピー:約400円)ようで、悔しい思いをしました。

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