図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

鎌倉市大船図書館(神奈川県)

江ノ島からの帰りは、湘南モノレールに乗車。

湘南江の島駅

江ノ電に比べると、かなり空いています。
客層も、観光客より地元の人が多い印象。
結構起伏が激しく、箱根登山鉄道並み、、は言い過ぎですが、ダイナミックな車窓が楽しめました。

終点の大船駅の近くには、図書館が2つあります。
いずれも鎌倉市で、閉館は休日の場合、共に5時15分。あまり時間が無いので、より駅から近い大船図書館を選択。
徒歩5分あまりで、大船行政センターに到着。

先ほどの片瀬と同じく、市役所支所がメインのよう。
かなり古そうな施設です。
階段で二階へ。

図書館内に入ると、いきなり今月の新聞の束が置かれています。
本棚は、古さを感じさせるスチール製。
児童書エリアは木製の棚。おはなしのへやは絨毯敷です。

カウンターの近くに、まんがの棚があり、その裏はCD。
ここ20年は、ほぼ更新されてなさそう。
その横に、カラーボックスでDVDの棚が添えられています。文化資料が中心。

新聞の裏は、雑誌コーナー。こちらも昔ながらの木製の棚。70誌ほど。
その向かいは文学全集。こんな一等地に置かれているのは珍しい。

右奥に向かって、一般書の棚が並んでいます。
コンピュータの本は電子工学の所に。技術的な本はなく、寂しめ。

郷土資料は、参考図書の一隅に十冊強程度と、これもかなり寂しめ。
地理のコーナーに、鎌倉についての本が少しありましたが。

リサイクルコーナーもありました。
間もなく閉館時刻なので、文庫本を一冊頂戴して退館。

開館は1982年と、見た目の通り、結構な時を刻んでいます。蔵書数は約6.6万冊。
裏には意外に大きな駐車場もありました。

駅に戻ります。商店街は人通りが多く、賑わっています。

駅には、展望テラスも出来ていました。
巨大な大船観音の頭が望めます。

後ろを向くと、モノレールの発着の様子が間近に観察できました。

大船図書館|鎌倉市図書館