図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

大田区立入新井図書館(東京都)

23区の西の端の西荻窪の次は、南の端へ。
JRの南端は蒲田ですが、蒲田は東急でも行けるので、JRでしか行けない一つ手前の大森で下車。
大森と言えば貝塚。ホームにオブジェがありました。

海苔養殖発祥の地でもあるようで、駅前広場で紹介されていました。
広場の地面の文様は、海の波を表しているのでしょうか。

大森駅東口

駅のほど近く、歩いて数分の所に、大田区の図書館があります。
スマホの地図を見ながら向かっていくと、ド派手なビルが現れました。

このビルの四階にあるようです。

エレベータで四階へ。入口のすぐ先は窓です。
狭そう、、と思いましたが、いざ中に入ってみると、、

左右に空間が延びており、意外な広さ。
右側は児童書、左側は一般書エリアが細長く続いています。
窓に向かって、閲覧席がずらりと並んでいます。ブラインドがかかつていますが、外から見た時と同様、窓は色んな色に光っています。

最奥は鈎のように少し膨らんでおり、郷土資料コーナーもそこに。
行政資料が中心ですが、古い本も少しあります。貝塚に関する本、資料も多数。
コンピュータの本もここにありました。量、質ともなかなか。
地理・旅行の本もここでした。

柱の中にめり込むように、洋書の棚が。
英語、韓国語、中国語の本があります。

児童書エリアに、CD・DVDがありました。
CDは三千枚ほどあるでしょうか。比較的新しいものもあります。
対して、DVDは数十枚。映画は少なく、文化ものが中心。

雑誌は130誌ほど。
観光、行政関連のパンフレットも多数置いていました。

蔵書数は約9.3万冊、視聴覚資料は約5千点。
開館は1974年で、2011年に今の地に移転したとのこと。
裏にはアーケードの商店街もあり、周囲は駅前の雑踏といった雰囲気です。

大田区ホームページ:入新井図書館