図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

多摩市立聖ヶ丘図書館(東京都)

稲城市から多摩市に入りました。
この辺りは多摩ニュータウン。起伏の多い地形に綺麗な住宅地が広がります。
多摩市に入って程無くの所にある図書館に寄ってみます。
坂を下ったり上ったりしながら辿り着いたのは、聖ヶ丘図書館。ひじり館なるコミュニティセンターになっています。
最下階は駐車場のみ。ここは地下二階のようです。

地下二階から

エレベータで一階へ。図書館はここの一角にありました。
ロビーと繋がっていて、仕切りとなる壁はありません。
床が絨毯敷きである所が、図書館エリア。

その玄関に当たる所が、新聞雑誌コーナー。
児童書、一般書と続きます。
児童書エリアは天井が高く、ドーム状になっています。窓も大きくて開放的。
児童書と一般書の間に、洋書の棚がありました。大人向け、子供向けの両方が置いています。
朝鮮語、中国語、タイ語、ドイツ語などの絵本もありました。

壁沿いの本棚の一番上の段は、扉付き。中に何が入っているか書かれています。
文学全集などが収まっているようですが、鍵がかかっており、用のある人は職員に頼んで開けてもらう必要があります。滅多に開けられることは無さそう。

広い窓の下は、文庫本の棚になっています。

CDは千枚ほど。
ここも、ご多分に漏れず、ラインナップはかなり古め。
平成初期で更新が止まっているようです。

小さいながら、郷土資料コーナーもありました。
コンピュータの本は、総記ではなく電気工学の並びにありました。そこそこ技術的な本も置いています。

開館は1995年。
蔵書数は約4万冊、視聴覚資料は見立て通り、約1千点とのことです。

一階から外に出ると、鯉のぼりが空を舞っていました。まだ4月半ば。少々気が早いのでは?と思いましたが。

チューリップなどの咲く花壇もありました。

その横では、若い市議会議員候補者が選挙演説をしていました。聴衆はほぼ0でしたが。。

向かいにはディスカウントスーパーが建っています。その先は、ちょっとした商店街になっています。

周囲は住宅街ですが、緑に溢れています。

下は駐車場に繋がる道路

近くの桜ヶ丘公園に向かう道が、まるで山に来たかのような雰囲気だったので、つい寄り道。

本当に緑が濃い。これがこの地域の本来の姿なのでしょう。

豊ヶ丘図書館 - 多摩市立図書館