図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

板橋区立蓮根図書館(東京都)

2つの区の境にある浮間舟渡で、北区の図書館に行ったので、もう1つの板橋区の図書館にも行ってみます。
最も近そうなのは、蓮根図書館。と言っても徒歩で20分ほどかかります。
途中、区境の川を渡りました。

名前を調べてみると、新河岸川。地元埼玉の川越を流れるあの川が、こんな所まで来ているとは知りませんでした。
スマホを頼りに住宅地の中を歩き続け、蓮根三丁目公園まで来ました。
目の前の高層住宅の下に、図書館があるようです。

入口は反対の西側でした。かなり年季が入っていそうです。

入口の脇に二次利用コーナーがあり、除籍されたり利用者が持ち込んだりした不要な本が置かれていました。一般にはリサイクル図書と呼ばれることが多いですが。

館内の床は昔風のタイル貼り。
掲げられている図書分類表も、かなり年季が入っています。
公式サイトによると、子供の読書活動に力を入れているそうで、絨毯敷の児童図書室があります。

CDは、背を上にして並んでいました。
郷土・行政資料コーナーは、資料が中心で本はほとんど無し。

一昔前の図書館らしい殺風景な館内ですが、一部の棚がお洒落。
雑誌棚は、キューブ型を斜めにして組み合わせたもの。
文庫棚も、白い円形の側板に透けたオレンジの底板で、やはり斜め上を向いています。棚が30個で計8千冊くらいでしょうか。
他の棚はオーソドックスな、グレーのスチール棚ですが。

パッケージ室なる謎の扉も。何だか分かりませんが、一般には空調設備を置く部屋のようです。

図書館自体もそうですが、蔵書も古め。
とりわけ古く見えた大きな画集類は7、80年代の刊行でした。
コンピューターの本も少々古め。マニュアル本が多く、今ひとつでした。

蔵書数は約9万冊との情報がありました。
開館は1978年。古い画集は、開館当時のものだったようです。
最寄り駅は都営三田線蓮根駅ではなく、隣の西台駅のようです。

その後は再び新河岸川を越え、

荒川を越え、

埼玉県に戻りました。

板橋区立蓮根図書館 | 都営住宅の1階部分にあります。子供(特に就学前)の読書活動に力を入れています。