8月最後の週末、車で大宮の盆栽美術館へ行くことにしました。
もうすぐ到着というところで、突然の豪雨。
屋外展示を観るのにこの雨では、、と思い急遽、後で行くつもりだった図書館に先に行くことにしました。
しかし、、方向転換した途端に雨は上がり、みるみる晴れ間が。
計画変更したことを後悔しましたが、しょうがなくそのまま向かいます。
着いたのは、名前は大宮ですが大宮区ではなく見沼区、区役所の傍の大宮東図書館。
見沼区らしく、周りは緑豊か。
横には立派な武道館があります。
図書館の方もなかなか立派、と思いましたが、中は意外に小ぢんまりとしていました。
床面積は狭いですが、本の密度は高め。2mほどの高さの棚が立ち並んでいます。
雑誌は70誌ほど。
子供の本も、大人の本と同じ高さの棚に入っています。最上段は空けていたりもしますが。
天井は、奥に向かって高くなっており、奥の壁沿いは文庫本の棚になっています。
CDは豊富で、2千枚以上はありそう。しかしかなり古めで、ほぼ昭和という感じ。
DVDもありますが、僅か20枚ほど。
さいたま市の図書館は、コンピュータの本が充実しているイメージを勝手に持っているのですが、ここは数はそこそこですが、あまり高度な本はありませんでした。
地域資料は埼玉県、さいたま市に関する本が多数。しかし盆栽の本は、一冊しか見あたりませんでした。
開館は1992年。蔵書数は約6万冊、視聴覚資料は3千点とのこと。
西に2kmほど戻り、大宮盆栽美術館へ。
盆栽のパーツごとに解説がされており、その楽しみ方や歴史を学べます。
大宮で盆栽が盛んになったのは、関東大震災をきっかけに、東京から業者が移ってきたのが始まりとか。
中庭には、盆栽が多数陳列されています。
小さくても木なので、何代もの職人に受け継がれてゆくものらしく、推定樹齢千年というものも。
夏休みということで、子供向けに分かりやすく盆栽を紹介する企画もやっていました。
近年は海外でも人気という日本の盆栽、少ないながら外国人観光客も来ていました。