横浜市内を回るため、市営バスの1日券を購入。Suicaに書き込んでもらえるという便利な仕組み。切符を失くす心配がありません。
普通ならまず訪れることのない郊外のバス停で乗り換えたり、
みなとみらいのロープウェイを見られたり、
面白くはありますが、如何せん遅い。東戸塚から磯子まで1時間半。電車の3倍かかりました。
磯子区総合庁舎の中に図書館があるようなので、行ってみます。
大きな庁舎は全容を写真に収めるのが困難。図書館があるのは地下一階なので、関係ないのですが。
地下への道はエレベータ、エスカレータの両方あります。地下と言っても自然光が届いています。
本棚のビビッドな色合いが目を引きます。
スチール棚の周囲にゲートのようなものがしつけられ、分野名が書かれていますが、それが児童書はベージュっぽいピンク、一般書は鮮やかなブルー。かなり独特の色使い。
最奥の壁1列は、郷土資料になっていました。
行政、民間の資料、本がごちゃ混ぜで、何でもありの様相。
磯子区のコーナーには、「「ゆず」関連 本と雑誌」が。楽譜も含め、50冊くらい並んでいました。二人とも磯子区出身のようです。
他にも、やはり磯子区出身の美空ひばり、区内に工場のある石川島播磨重工、東京ガスなどの本が見られます。
雑誌棚だけは木製でした。百誌ほどあります。
外国語本の棚もありました。ほとんどは英語の本。
「日本語を学習する本」も目立つようにイラスト入りのパネルが貼られていました。
横浜市の図書館は、どうやらこの辺りには力を入れているようです。
それに対し、マンガや視聴覚資料は見当たりません。
情報科学の本は、そこそこ専門的な本もあり、量質とも悪くありません。
開館は1974年、現在の地に移転したのは1999年とのこと。
蔵書数は約15.2万冊。
山と海が迫る狭い土地に、タワーマンションというより高層アパートが建ち並ぶ光景は、どことなく香港のよう。
そんな中に横浜らしく、しっかり中華料理屋があったので、そこで昼食を摂りました。香港気分を満喫。
JR磯子駅からは徒歩数分ですが、駅近らしき賑わいは感じられません。駅前も田舎町のような長閑さ。
海も近いはずなのですが、あいにく目にすることは出来ませんでした。