図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

松本市波田図書館(長野県)

日が落ちる前に高山まで行きたかったのですが、無理そうになって来たので、急ぐのはやめてもう1つ松本市の図書館に寄ることに。
松本電鉄波田駅のすぐ近く、波田図書館。
周りには学校、保育園、体育館、商工会など、色んな施設が集まっており、最初どれが図書館か分かりませんでしたが、これでした。文化センターの一角です。

教会風とも山小屋風とも取れる、ユニークな外観。
閉館の5時まであまり時間が無いので、入ります。
新聞、雑誌が図書館の外、ロビーにありました。
雑誌は70誌ほど。

天井は奥に向かって斜めに上がっており、高い側に二階があります。
やはり大きな山小屋のよう。アルピニストの集う土地柄をイメージしているのでしょうか。
床は絨毯敷き。

畳敷きの読書部屋もありました。
子供向けの、おはなしのへやは絨毯敷き。メインフロアと同じですが、靴を脱いで上がるようです。

二階は地域資料。
事務室もあるので、書架エリアは狭め。
信濃史料」「信濃」「信毎年鑑」「長野県文学全集」など、重厚なが鍵のかかった棚に入っています。
松本市史、周辺の村史が貴重資料として、やはり鍵のかかった棚に。そんなに貴重とも思えませんが。

郷土資料の書籍は、普通に棚に入っています。
一階に戻ると、階段の下にも郷土資料の棚が幾つもありました。

パソコンの本は量、質とも先程の島内図書館と同程度。

CDコーナーもありました。数百枚程度と少なめ。テーマブックとして、「季節の変わり目」が特集されていました。
健康に関する本や、この時期を描いているのであろう小説が置かれていました。

入口

開館は1995年、蔵書数は約10万冊とのこと。  
以前行った南部、先ほどの島内など、松本市の図書館はどこも何か1つキラリと光る個性が感じられます。

この後は、北アルプスを越えて、飛騨の国へ。
峠の辺りでは前日に雪も降ったとか。この時は小雨が降っていましたが、雪でなく不幸中の幸いでした。

波田図書館 | 松本市図書館