図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

いわき市立四倉図書館(福島県)

いわきの郊外にある、江戸時代からの古民家に宿泊。
囲炉裏を囲んで、アイデアマンのオーナー、酒好きの常連さんと夜遅くまで語らう、なかなかディープな宿でした。

二日目は具体的な予定はあまり無かったのですが、前夜に常連さんからいわきの名所を色々と教えてもらったので、回ってみることに。
まずは手始めに、道の駅よつくら港へ。
朝から随分と賑わっていました。

オープン間もなくあの大震災に遭い、被災したという不幸な歴史を背負っており、復興のシンボル的存在にもなっているようです。
目の前には、南国のような海が広がっていました。

ここ四倉の町にも図書館があるようなので、行ってみます。

玄関でスリッパに履き替えて入館。

手前側が木製の棚の並ぶ児童書、奥の一般書はクリーム色のスチール棚。
前日に行った勿来図書館と、よく似た雰囲気です。
こちらの方がちょっと新しい感じがします。
本の数はちょっと少なめでしょうか。
コンピュータの本は、数十冊と寂しめ。
旅行ガイドも、「地球の歩き方」は2冊のみ。

凧が飾られた郷土資料コーナーは、いわきの本、資料が分野別に置かれています。
古びた本ばかりですが、そこそこ充実しています。

おすすめコーナーには、なぜか表紙がピンク色の本ばかり並べてありました。
と思ったら、別の所に「桃色の本」なる特集コーナーも。

今の施設は1983年の開館で、蔵書数は約3.1万冊。
すぐ隣には中学校があり、生徒の作った周辺の観光地図も展示されていました。

いわき市図書館 四倉図書館