図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

名古屋都市センターまちづくりライブラリー(愛知県)

袋井を出て、浜松、豊橋で乗換、次に寄るのは名古屋の手前の金山。
中央線、東海道線名鉄、地下鉄も集まる巨大ターミナルです。

金山総合駅

しかし袋井で予定の電車に乗り遅れてしまい、ここでの持ち時間は僅か30分!
どうしようかと思いましたが、昼食を摂るのは諦め、駅近くの図書館には計画通り行くことに。
駅南口にほぼ直結の、金山南ビル。

ボストン美術館も入るこのビルの12階にあるようです。

エレベーターで上がると、金山駅、名古屋の街を見下ろす、最高の眺め。

あいにく天気は今ひとつでしたが。

専門図書館ながら、入りにくい雰囲気はありません。少々人が少ないことを除けば。

ライブラリー入口

まずは雑誌コーナーがありますが、
行政、環境、名古屋関連など、テーマに沿ったものばかり。

その先に並ぶ本棚も、一見普通ですが、都市計画、交通、建築、住宅、などの分野に特化しています。
続いて、全国の都市計画資料、行政資料、学術誌、講演録など。
復興関係資料も全国各地のものが集まっています。

職員さんは1人。閑散としていますが、絶景の窓際の閲覧席には、何人か人がいました。

最奥には、大量の洋書が。
やはり都市開発などの本のようです。

都市図の部屋もありました。
これまた全国のものが揃っています。
復刻ですが、江戸時代の地図に、ロンドン、パリ、ベルリンなどの海外の都市地図も。

子供の本も少しありました。SDGsを扱ったものなどがあります。

入口付近では、3.11特集コーナーもありました。

蔵書数は一般書籍3.5万、調査報告書・行政資料2.2万、定期刊行物1.9万の計約7.6万冊とのことで、なかなかの数。
蔵書には専門性がありますが、誰でも無料で入れ、月曜定休で土日も開館と、普通の図書館のよう。
開設は1992年のようです。

下の11階は、まちづくり広場。

12階から11階へ

こちらも人は少なめ。もしかしたら雨のせいかもしれませんが。
名古屋の街の模型や、まちづくりの紹介パネルが展示されていました。カフェもあります。

駅近で、ゆっくりとくつろげる無料の展望台。ここはかなりの穴場と言って良いでしょう。

まちづくりライブラリー