図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

小平市立仲町図書館(東京都)

所用の後に、また多摩の図書館に寄りました。
やって来たのは、先週に続いての小平市
青梅街道沿いに突然現れる、一際目を引くデザイナーズ建築。妹島和世のデザインとのこと。
「なかまちテラス」なる名前の、公民館との複合施設になっています。

小さいながら駐車場もありました。幸い車で来る人は少ないのか、充分空いていました。

駐車場側から

玄関を入ると、1階は受付とロビーのみ。

玄関

雑誌が10誌ほどと、その裏には新聞がありました。
写真撮影の際はまわりのお客様への配慮を、と書かれていました。
配慮すればOKのようです。デザイン自慢のほどが窺えます。

地下1階に下りる階段には「主に公民館」、
2、3階に上がる方には「主に図書館」と書かれています。

実際、地下は真っ白い壁ばかりで、本は無し。

2階はティーンズ、児童書でした。

3階が一般書。
階段の前には、建築特集コーナーが。100冊ほどの本があります。

文庫本は、なぜかほぼ幻冬舎文庫。統一感があって綺麗ですが、公共図書館としてこの偏向ぶりはどうなのかという気も。外国文学はほんの数冊。

新書の方は、特定の出版社に偏ること無く、バラバラでした。

雑誌は、ここにも40誌ほどありました。
テラス席もありました。夜の街を見下ろせます。

地域資料は、市議会議事録などほぼ行政資料。
玉川上水鎌倉街道などの本が少々。

旅行ガイドは寂しめ。「るるぶ」「まっぷる」「地球の歩き方」などの定番ものはありません。
コンピュータの本は量、質ともそれなり。

中央に、カフェラウンジに下りる階段があります。

入口の異様な狭さが気になりましたが、あいにく営業時間外ということで、通せんぼ。
1階に下り、外に出ると、その実体を見ることが出来ました。

閉まっているカフェラウンジ

1975年に市内最初の図書館としてオープンし、2015年になかまちテラスとしてリニューアルオープンしたというここ。
蔵書数は約10万冊。
デザイン性の高い建築は一見の価値がありますが、図書館としての規模は小さめです。

仲町図書館 | 小平市立図書館