越谷の巨大ショッピングモールに行くため、車で出かけました。
その前に越谷市立図書館に寄るべくルートを外れますが、更にその前に、大きそうな神社を発見。
その名も久伊豆神社。クイズ神社?気になって思わず立ち寄りましたが、読み方は「ひさいず」でした。
長い参道の先には、思いの外立派な社殿。創建年不詳ながら、平安期には既にあったという、歴史ある神社でした。
日本庭園のような池の端には、藤棚も。藤の花の咲く頃にまた来てみたくなりました。
参道の脇にある天嶽寺も、地味ながら実は室町期の開山という古刹。
図書館は、神社からほど近くの住宅街の中。
駐車場に車を停め、いざ入らん、とすると、、
本日休館!
この日は金曜日。
金曜休みの図書館は滅多に無いので、油断していました。ここも毎週というわけではなく、最終金曜日だけ休みのようです。
仕方なく、目的地のイオンレイクタウンへ。
いつ来てもその大きさに圧倒されます。が、更に拡張されそうな雰囲気も。
日が暮れてから、レイクタウンを後にしました。
越谷市には本館の他、3つの図書室があり、夜9時半まで開いている模様。
昼のリベンジで、その中の中央図書室に寄ってみます。
東武伊勢崎線の越谷駅のすぐ近く、ツインシティなるビルの中。
40万都市の中心駅のような名前の越谷駅ですが、他にも大きな駅が幾つかあり都市機能が分散しているためか、そこまでの賑わいはありません。
30分まで無料という駅東口駐車場に車を停め、図書室のある四階へ。
カウンターと、その向かいに「こどもの本のへや」があります。
その先は左右に分かれる、T字型。
T字の要の部分に新聞、雑誌コーナー。雑誌は百誌ほどはあります。
まずは左手の方に進みます。
小さな所を想像していましたが、蔵書はなかなか充実しています。
視聴覚資料が千枚ほど。
CDはほとんどクラシック。民謡、落語などもありますがポピュラー系はほとんど無し。
DVDは映画、アニメなどがありました。
コンピュータの本もそこそこの品揃え。
奥には洋書もありました。
右手は文芸書など。
文庫本はかなりの数で、300冊×20棚の6千冊はあるでしょうか。
郷土資料もありました。
行政資料が大半ですが、「川のあるまち 越谷文化」なるローカル文芸誌も。
他にも、野口冨士男なる作家の本が多数。越谷に長く住んだようで、「越谷小説集」、八木義徳との往復書簡集などがありました。
蔵書数は約8.4万冊。
図書"館"ではなく、"室"を名乗る施設としては、かなり大きな部類に入るでしょう。専用施設ではなくビルの一室だからでしょうか。
開館は2012年と、まだ新しいです。
駅前は、クリスマスのようなイルミネーションに彩られていました。