図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

福知山市立図書館中央館(京都府)

この日は、米子から福井まで電車で移動予定。福知山か綾部で1時間以上の待ち時間が発生します。どちらも駅の近くに図書館があるので、充分寄れそう。
どちらに寄るか迷いましたが、遅めの昼食も摂りたいので、飲食店の多そうな福知山で下りることに。

北口には、古い商店街が伸びています。

ネットで調べた中華のお店に行ってみるも、、昼の営業時間がちょうど終わったところでした。
やむなく南口のお店へ。駅前にはSLがあります。

こちらも開いているか怪しかったのですが、、やはり閉まっていました。
結局、駅舎内のチェーン店で食事。

図書館は、駅北口を出るとすぐ。

右が駅、左が図書館

見るからに真新しい施設です。

一階は、こどものほん。

館内中央に、ガラス張りのエレベーターがあります。
二階は一般書、ティーンズ。
「祝 入場者200万人達成!!」のくす玉が吊り下がっていました。
現在の施設は2014年開館、10年かけての達成のようです。

黄緑色の絨毯に、白い丸みあるスチール棚。
窓に向かって学習席が並びます。
大きな窓も縁が丸く、高い所には小さな丸窓も。
よく見ると、あらゆるもののエッジが丸みを帯びています。
改めて見返すと、外観からして丸みをコンセプトにしているのが分かります。

作者名の見出し板は、赤地に白字と個性的。
「サド全集」「ヴァレリー集成」などのシリーズ物の見出しは、色使いが逆。
コンピュータの本は読み物系が多く、技術的な本は少なめ。規模の割には寂しめです。

文庫、新書も横長の棚にびっしり。
と見えましたが、そこまで多くはないかも。

郷土資料は、福知山市と、合併した旧町村、それ以外の三たん(丹波、丹後、但馬)地域と分かれています。
明智光秀コレクションには、小説含めて関連書籍が多数。
大河ドラマ麒麟がくる」の放送もあり、近年急激にイメージが良化している感のある光秀ですが、この地域では昔から英雄。

貴重図書は、鍵付きのガラス扉に入っています。
と言っても古書は無く、「吉継郷記」がやや古そうですが、正直それほど貴重そうに見えないものが多いような。

奥の壁には、市民文庫なるコーナーが。
市民からの寄贈でしょうか。

洋書もありました。
ハードカバーの小説が多数。EVERYMAN'S LIBRARYなるシリーズのよう。
雑誌は、隅の方に150誌ほど。

蔵書数は約26万冊。街の中心にあり、まさに市民の憩いの場、という感じです。

福知山城まで行く時間は無かったので、駅のホームから写真を撮ろうとするも、前のビルが邪魔で構図が今ひとつ。
しょうがないので、電車の窓から撮ろうと、カメラを構えて乗車。

意外に良い写真が撮れました。

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