とさでんの終点、伊野についに到着。長い道のりでした。
JR駅もある中心部ですが、さほど賑わいは感じられません。しかし、商店街が長々と続いています。
嘗て製紙業で大いに栄えたというこの町。その名残を感じます。
結局、図書館まで500mくらい、商店街が続いていました。
この蔵のような建物が、図書館。何とか、閉館の6時までに間に合うように着きました。
館内は、奥に長く伸びています。
中央は大理石風のタイル、左右は絨毯敷。
右に雑誌、左は児童書。
雑誌は40誌ほど。
CD、DVDも少しあります。
閲覧席スペースには、なぜかペンキンの剥製がありました。
高知出身の西原理恵子「ぼくんち」に、南洋漁業の漁師がお土産にペンギンを連れ帰って来て飼うという描写がありましたが、本当だったのでしょうか。。?
ムーミンの本が面置きになっています。
県立美術館でフィンランドのガラスメーカー、イッタラ展をしており、その関連企画のよう。
中央は吹き抜けで、赤い柱が正面に。二階へのエレベータでした。
長い棚に新着図書が並んでいます。その裏は絵本。
奥は文芸書でした。
参考図書、家庭の本もこのフロア。
二階に上がります。
吹き抜け部分を囲むように、数字の0型になっています。
郷土資料は、やはりここも坂本龍馬強し。
文庫本もありました。棚の高さは普通の本と同じなので、やや非効率。
コンピュータの本は50冊くらい。
旅行ガイドは「るるぶ」くらいしか見当たりません。海外のものはほとんど無し。
階段には、階段美術館と称して、伊野の人々、建物を写した昔の写真が壁に飾られていました。
蔵書数は約9万冊、開館は1998年。
閉館の時刻が迫り、退館。
降り続く雨、時間も遅くなり、観光する状況ではないですが、近くに流れる仁淀川は見ておきました。
いのと言えは、何かのアニメ映画の舞台になっていたのですが、タイトルが思い出せない。。
JRの駅に入ったら、すぐわかりました。
「竜とそばかすの姫」。
駅前からコンビニとトンネルを望む光景は、よく覚えています。
とさでんの駅に戻ると、山の方へ分岐する謎の線路が。嘗てはこの先に倉庫があったようです。
結局この日は、朝から晩まで雨。傘を差していても膝から下はびしょ濡れになってしまいましたが、とさでんを乗り倒して、充実の旅の最終日でした。