熱海の街で、梅、図書館、温泉に加え、早咲きの河津桜も堪能。
さて、この日はもう1つ行きたい場所がありました。
前夜ネットカフェで、近隣の図書館について調べていると、
小田原市の中央図書館が3月末で閉館するという聞き捨てならない情報が!
これは行かねばと思っていたのですが、熱海から小田原までは1時間ほど。
開館時間は5時まで。
既に3時を回っているので、かなり微妙な時間です。
しかもまだ昼食を摂っていないし。
昼食を諦めて小田原に急ごうかと思いましたが、町を歩いていると誘惑に負け、
小綺麗な洋食店に入ってしまいました。
店を出ると3時50分ほど。
店に入った時点で小田原は諦めたつもりでしたが、ひょっとしたら間に合うかも、
という一縷の望みを捨てきれず、一か八か、小田原を目指すことにしました。
真鶴バイパスを快調に飛ばし、これはひょっとするかも、と期待に胸を膨らませながら、
トンネルを抜けると目に入ったのは、、延々と続く渋滞の車列のテールランプ。。
ここで敗北を悟りました。
それでも一応そのまま走り続け、
小田原城内にある図書館の前にたどり着くと、時刻は5時10分。
奇跡は起きません。扉は閉ざされ、開くことはありませんでした。
目の前で灯りの消された、築50年の味わい深いビルを前に、空しく家路につくしかありませんでした。
それでも2日間の旅で、計4つの図書館訪問。それぞれに個性があり、十分満足できました。
ライトアップの始まりつつある小田原城を仰いで、旅を締めくくります。