五能線を完乗し、青森駅まで来ました。
青森駅のすぐ近くの一等地に、図書館があります。
ここは過去に3回ほど来たことがあります。
初めて訪れたのはもう20年くらい前。
2001年に開館したようなので、出来て間もなくだったのかもしれません。
その立地の良さ、綺麗さ、大きさに圧倒された覚えがあります。
駅東口から歩くと、ほんの数分で着きました。
一階は市役所。既に閉まっています。
図書館は六〜八階なので、まずはエレベータで六階へ。
DVD、CD、VHSが陳列されています。
下段の引出の中にも置かれていました。
奥はティーンズコーナー。
中にあるエレベータで八階へ。
ここには一階から直接は来られません。
奥に、郷土あおもりコーナーがありました。
青森に関するあらゆる分野の本があります。
加えて、出身者の著作がズラリ。
太宰治は勿論、高木彬光、ハチローの父の佐藤紅緑、三浦哲郎などが並びます。
他にも各方面に多彩な方々を生んでおり、
ナンシー関、室井佑月、先崎学、淡谷のり子、鎌田慧、棟方志功、等々。
「企画展示 あおもりのお医者さん」というのもやっていました。
洋書は、定番の英中韓に加え、ロシア語の本も少々。
北の街に来たことを実感します。
隅には、あまり聞いたことの無い、開架書庫というのがありました。
古い新聞、辞典、全集類が収められています。
洋書も大量にストック。
七階に階段で下ります。
旅行書も豊富。
文学、新書、文庫もたっぷりとあります。
奥には点字、録音図書のコーナーも。
児童ライブラリーは別室になっており、
その前の「暮らしを楽しむ」コーナーには、趣味、料理、家、スポーツなどの本。
雑誌も豊富で、郷土雑誌も色々。
各市の広報誌は県内だけでなく、海の向こうの函館市のものも。
高層階なので眺めも期待されましたが、周りも高いビルが多いので、それほどでもありません。
蔵書数は、驚きの104万冊。
全国に新しい綺麗な図書館が続々とオープンしている今では、初訪問時のような感激は得られまい、と思っていましたが、
やはりここは凄い!というのを再認識しました。
北海道&東日本パスは、青春18きっぷでは対象外の青い森鉄道にも乗れるので、
その特権を生かして浅虫温泉へ。
道の駅の温泉に向かう北口には、足湯こそあるものの、無人状態で温泉街の雰囲気は皆無。
日帰り温泉も貸し切り状態でした。
再び青森に戻り、居酒屋で食事。ここは当たりでした。
二千円ほどでお腹いっぱいになったところに、
〆に鶏スープか鶏そうめんか鶏雑炊をサービスと言われ、びっくり。
何とかお腹に入りそうなスープにしましたが、
最初から知っていたら一品減らしたな。。
徒歩約40分の青函フェリー乗り場に向かうため、駅の西口から東口に抜けようとしたら、ちょうど新青森行きの電車があったので、一駅だけ乗車。
新青森からの方が若干近いはず。フリーパスを使い倒します。
東口を出てGoogleMapを頼りに、雪まみれの小道を縫って大通りに出て、
無事到着。
ここまで歩いてくる人はあまりいないでしょうが、人並の根性があれば十分歩けます。
いよいよ、北海道へ。