玉川上水沿いを歩いてくると、小平市から立川市に入りました。
もうすぐ玉川上水駅というところで、川面まで下りられる所がありました。
その向かいは滝のようになっており、ここから処理された再生水が流れているとのこと。
近くに清流復活碑もあります。今の清流が平成になってからのものとは知りませんでした。
ここで川沿いの遊歩道とお別れし、川越道緑地古民家園へ。
途中、沿道には、ひたすら農地が広がっています。
多摩地方有数の大都会のイメージの立川市に、こんな所があるとは知りませんでした。
やがて、古民家園に到着。
園と言うからには何軒か建っているのかと思っていましたが、古民家は一軒だけ。
それでも、藁葺きの堂々たる家屋に、その前に広がる玉石の庭は、立派なものでした。
(厳密には、住宅と蔵は別の家だった模様)
体力が許せば、立川駅まで歩くことも考えていましたが、
暑い中、新小平から5km超の道のりを歩いてきて、もうクタクタ。
最寄りのモノレールの駅に向かうことにしました。
その駅のすぐ近くに、図書館があります。
上にモノレールの走る大通り、芋窪街道沿い。
体育館と併設です。
手前に現れた入口から中に入ると、スリッパに履き替え。
都会の図書館では珍しいなと思って上がりましたが、一階にも二階にも図書館入口は見当たらず。。
ここは体育館、学習室などがあるだけで、図書館は隣でした。
改めて、図書館入口の自動ドアをくぐると、、これは狭い。。!
目の前に、いきなり文庫本の詰まった回転棚が迫ります。
その先にも間を置かずに文庫本の棚が迫り、足を止める余地がありません。
都会の駅前商店街にある本屋のよう。
その向こうがカウンター。
その前のスチール棚に行政資料、郷土資料が詰め込まれています。
左には歴史書、旅行書、子育て支援コーナーなど、狭い本棚を奪い合うように色んな分野の本が並んでいます。
奥に行くと文芸書、更に先が児童書。
雑誌コーナーの下には漫画が少し。
狭い閲覧席もあり、この辺まで来ると、多少ゆったり感があります。
蔵書数は約2.4万冊。視聴覚資料はありません。
駅近の大通り沿いなので、人の出入りもなかなか激しく、
良く言えば活気ある、悪く言えば少々落ち着かない図書館でした。
wikipediaによると、開設は1978年。さほど古くは見えませんでしたが、意外に長い歴史を持っていました。
高所からの車窓の眺めは、なかなか。それにしてもゆっくり走る電車でした。