期限切れ間近の東京メトロの回数券をもらってしまったので、都内にやって来ました。
改札外乗り換えを利用し、池袋で途中下車。池袋図書館に行ってみます。
副都心線の西端の改札から出て、スマホを頼りに裏道を縫って行きます。
沿道には日本語学校やエスニックなレストランが多く、国際色豊か。
500mほど歩くと池袋第二公園が現れ、その向こうに図書館がありました。辛うじてまだ桜が咲いています。
公園側には出口は無く、反対側から入ります。
リノリウムの床、木の側板にベージュのスチール棚。
落ち着いた雰囲気の館内は、それなりに人が入っています。
さほど大きな図書館とは言えませんが、文庫本は比較的豊富。
日本の作家しか見当たらない、と思ってよく見たら、海外作家の本も中に混じっていました。
コンピュータの本はそれなり、旅行ガイドはやや寂しめ。
階段の前には東京都、豊島区地域資料、江戸川乱歩に関する資料の棚がありました。
乱歩の作品、乱歩について語った本が多数あります。
本棚の中に、俳句ポストの紹介が貼られていました。
全国、豊島区立図書館で毎月特選、入選を選んでいるようです。
ポストはカウンターにありました。
二階は、こどもの本コーナー、資料室。
資料室にはヤングアダルト、参考資料があります。
漫画もドラえもん、手塚治虫など僅かばかり置いていました。
池袋図書館特色収集コーナーとして、東南アジア、東アジア文化に関する資料の棚もあります。
外国人、特に中国人の多い池袋らしさが表れています。
蔵書数は約10.6万冊。
開館は1986年とのこと。およそ30年前の学生時代から豊島区の図書館を利用していたのですが、ここの存在は知りませんでした。最近出来たのかと思いきや、当時から既にあったようで。
来たことを忘れているだけかも知れませんが、、インターネットもろくに使えない時代なので、近くに住んでいても本当に知らなかったのでしょう。
入口側は、見るからに最近開通したと思われる綺麗な道路、みたけ通り。
その向こうには、御嶽神社があります。ビックカメラが出資しているところが、いかにも池袋。
境内には、最近はやりの、鳥居がたくさん並ぶ稲荷神社もあり、
その横のガラス戸の中には、お祭りの神輿も置かれていました。