図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

千代田区立昌平まちかど図書館(東京都)

久々に電車で都内にやって来ました。
まず来たのは、秋葉原
この街に最後に来たのは、コロナ禍の前。何年ぶりかも思い出せませんが、来る度に街の様子がどこか変わっています。
秋葉原でいつも寄るのが、
中央通りの西側、PCパーツの店が並ぶ通り。

その途中を左折するとすぐ見えるのが、立地も見た目も公立小学校らしからぬ、昌平小学校。

その片隅に、一般開放された図書館があります。

中に入ると、電気街の人ごみが嘘のような静けさ。
絨毯敷きのゆったりとした空間が広がっていました。
と言っても部屋自体は広くないのですが、通路が広くて余裕があります。
天井には、大きなステンドグラス風の照明。

まちかど図書館という名前からも想像される通り、小さな図書館なので、本の数は少なめ。
コンピュータ関係の本は、規模の割にはちょっと多いかな、という気はしましたが、
蔵書に秋葉原らしさは特に見られません。

CDは、クラシック中心に千枚ほどあります。
雑誌は30誌ほど。
行政資料、郷土資料も少し。
ちよだ文学賞の受賞作などが置いていました。

「ここから小学校図書館」と書かれた一角があります。
覗いてみると、部屋は一つだけ。
絵本などが並んでいます。
一クラス分なのか、机と椅子はいっぱい置かれています。
しかし、一般エリアにも児童書、絵本はあるので、区別している意味がよく分からないというのが正直なところ。

蔵書数は約2.7万冊。
開館は1998年と、それなりに経っています。
ここの近くには幾度となく来たことがありますが、この存在は知りませんでした。
恐らく、電気街を歩く人々も、ほぼ知らないでしょう。

向かいには公園があります。

芳林公園から

秋葉原と言っても、特に地下鉄の場合、秋葉原駅からはやや離れています。銀座線の末広町駅からなら、徒歩数分の距離です。

昌平まちかど図書館 | 千代田区立図書館