長居するつもりだった都立多摩図書館は、大幅な縮小営業中。
当てが外れたので、徒歩圏内の別の図書館に足を伸ばすことにしました。目指すは、国分寺の駅前分館。
西国分寺から国分寺駅までの道は、起伏と緑に富んだ悪くない散歩コースでした。
スマホの案内無しでは到底辿れない、ややこしい道順でしたが。
図書館は、駅に向かう商店街の中にある模様。
しかしそれらしき建物は見当たらず、気付けば駅に到着。
スマホの地図を凝視しつつ道を戻っても、やはりそれらしきものは無いのですが、GoogleMapはこのビルを示しています。とてもそのようには見えませんが。
よく見ると、脇に案内表示が出ていました。
まさに、隠れ家的図書館。レストランじゃあるまいし、公共図書館にそんなのは求めていないのですが。
エレベータで四階に上がると、まちづくり計画課など、市の事務所があり、その奥に図書館がありました。
10畳分ほどの狭い部屋で、カウンターには職員さんが一人。
中央に丸テーブルがあります。
壁際の棚に並ぶのは、半分以上が行政資料、地域に関する本。
市の学校で使っている教科書も多数置いています。
小説含め、一般書も少々あると思ったら、これも行政、地域に関するものばかり。
ガイドブックのコーナーもあり、本がたくさんある、と思ってよく見たら、これも東京のものばかり。
蔵書数は約5千冊。開館は2007年とのこと。
ロケーション、蔵書からして、市職員の資料室を一般開放もしている、と考えるのが良さそう。
他館の資料の受取、返却の窓口も担っていると思われますが。
立地は熊谷市の駅前分室、中身は日野市の市政図書室を思い出させました。
JRと西武が乗り入れる一大ターミナルの国分寺駅へは、徒歩数分です。