図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

上尾市図書館たちばな分館(埼玉県)

所用で近くに来たついでに、上尾市の図書館へ。
ここ最近遠出することか多く、県外の図書館ばかり訪ねていたので、地元埼玉県の初訪の図書館は鶴ヶ島以来3ヶ月ぶり。
カーナビに従って辿り着いたのは、たちばな分館。同じ建物内に消防車、救急車が停まっています。

役場や学校ならよくありますが、消防署と一体化した図書館というのは、初めて見た気がします。
さすがに中は消防署とは繋がっておらず、一階は市役所の平方支所。
二階が図書館です。階段で上へ。

職員さんは3人いるようですが、利用客はそれ以下。訪ねたのは日曜日の午後。ちょっと寂しめです。
小さな図書館ですが、規模の割に文庫本はかなり豊富。目算で5千冊くらいでしょうか。
そして、なぜか椅子も多いです。
U字型に並ぶ白い革のソファは、コロナ対策で間引かれていなければ、10人掛け。その延長上にも白い椅子が並んでいます。
ソファが囲むテーブルの天板の下には、新聞や広報誌が置かれていて、昔の喫茶店か個人宅のよう。
他にも、6人掛けの四角いテーブル2つに、一人掛けの丸テーブルが4つ。
本棚の横にも腰掛け椅子、児童書側の窓際にも長椅子と、座る所には事欠きません。

雑誌は20誌ほど。
その横には、小さな郷土資料コーナーが。
上尾市史、行政資料などが並ぶ中に、「平方史話」なる古い本が。
この辺りは、嘗ては平方町なる町で、昭和30年に周辺の町と共に上尾町と合併したとのこと。

奥の児童書コーナーには、絨毯敷きのお話の部屋が。
奥は雛壇になっています。
部屋の前には紙芝居が置かれているので、子供達を雛壇に座らせて聞かせるのでしょうか。

私がいつもチェックする、コンピュータの本は数十冊程度。
同じくよくチェックする旅行書は、数は少ないながら、気になる本がチラホラありました。
芥川賞直木賞本屋大賞の受賞作などを集めた回転棚もありました。

蔵書数は約3.1万冊。開館は2005年とのこと。
周辺は長閑な住宅地。

図書館前の道

一階は平方支所なので、ここも平方分館で良さそうなものですが、去年訪れた平方分館が別の場所に既にあったので、別の名前を付けたのでしょう。紛らわしいので要注意です。
駐車場は裏手にあります。
ガラス張りの正面側とは、雰囲気が随分違います。

駐車場側から

駐車場の向こうには、農地が広がっていました。

市内の図書館 - 上尾市Webサイト