図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

横浜市鶴見図書館(神奈川県)

旅の二日目も予報通りの雨。バイクではなく車にしたのは正解でした。
鶴見区内を走っていると、超巨大な横断歩道を発見。

近接する2つの交差点の横断歩道が一体になり、その間が全部ゼブラ模様になっています。
場所は鶴見市場駅の近く、横浜熊野神社の前。思わず写真を撮ってしまいました。

鶴見図書館にやって来ました。

あいにく駐車場はありません。

中に入ると、昭和の雰囲気。

一階は公衆電話があるのみ。

二階は、こどものほん。
ですが、なぜか「追悼 大江健三郎氏」のコーナーはここに。
洋書コーナーも紛れていました。
やはりメインは英語ですが、さすが中華街で名高い横浜、中国語の本も豊富。
と思ったら、韓国語もそこそこありました。
日本語能力試験のテキスト、各国語に対応した日本語教本も多数あります。

三階は一般書。
床は、拍子木のような細かい木のタイル。
館内は基本は四角形ですが、窓側はギザギザの階段状になっています。陽当たり良さそう、と思っていると、この日は曇っていましたが、ブラインドがかかっています。
天井から「大型本」「文庫本」「大活字本」などのプレートが吊り下げられています。
お陰で郷土資料もすぐ見つかりました。
行政資料が多めですが、横浜に関する本も多数。
鶴見区の資料は棚が分けられており、「郷土つるみ」「鶴見川流域誌」「鶴見川水害予防組合史」「鶴見線物語」等々、よりローカルな本が。

情報科学、コンピュータの本は、専門的な本もあり、量、質ともまあまあでした。

雑誌は70誌ほど。
新聞棚の上の壁には、昭和五年の鶴見區全圖が貼られていました。

視聴覚資料は見当たりませんが、漫画は少々。
横浜ベイスターズではなく、「広島カープ誕生物語」が置いていました。

蔵書数は10.7万冊。一般書と児童書がそれぞれ1フロアでしたが、蔵書数の比は2:1です。
開館は1980年のようで、前日に訪ねた幸図書館と同じでした。確かに、年季の入りぶりは同じくらいでした。

前の道は桜並木、というほどではありませんが、満開の桜が何本か。

すぐ近くに鶴見川を渡る橋があるので、行ってみました。
西を向くとJR東海道線

東を向くと、京急線

ライバルの競演が見られました。

施設概要 横浜市