図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

川崎市立麻生図書館(神奈川県)

多摩川を越え、神奈川県に入りました。
越境の記念に、川崎市の図書館に寄っておきます。
川崎市の図書館は、幸区役所の横にあった先月の幸図書館以来。
今度は、麻生区役所の横にある麻生図書館。読みは「あそう」ではなく「あさお」です。
そして今度もまた、文化センターの一階にあります。

麻生文化センター

駐車場は1時間まで無料。
駐車場入口の脇に、細い自転車、バイクの通路があります。
坂を登り、100mくらい先に駐輪場が。
押して歩いてください、と書かれていますが、、
スクーターならともかく、中型以上のバイクは重いのです。押してこの坂を登るのは無理。。
バイクのことを知らない人が造ったバイク駐輪場というのは、結構あるあるです。

図書館入口には「麻生図書館 SINCE1985.7」の文字が。これもまた幸図書館と同様。
川崎市の図書館は、入口に開設年が掲げられているものなのでしょうか。今後も研究を続けなくては。

館内に入ると、通路はカウンターを避けるように右にカーブ。
カウンターの前に、じどうコーナー、
その先に広い一般書エリアがあります。

雑誌は百誌超。
川崎フロンターレ文庫」がここにもありました。絵本、若年層向けの文庫本が置かれています。

中央はドーム型の吹き抜け。上には採光窓。その下に閲覧席が並び、奥にも「く」の字型の長いソファが。利用率は高めです。

窓側の低い棚には旅行書、地誌、紀行の本がズラリ。
郷土資料、行政資料も同じ並びにありました。
川崎市民文庫」は、市民、川崎市に関わりのある方々の本。あいにく、私の知っている人はいませんでした。

文庫本は、文学とその他で分散しています。合わせて八千冊ほどはあるでしょうか。
コンピュータの本は、規模の割には寂しめ。

洋書もありました。しっかり分類番号で分類され、分野名も英語で記されています。

メインフロアは実は二階だったようで、部屋の真ん中に、一階に下りる階段がありました。
下階は参考・郷土資料室です。
郷土資料は行政資料中心ですが、膨大な量。中村憲剛フロンターレに関する本も数冊。
上にあった郷土資料コーナーと何が違うのかと思えば、
上階の本は貸出可、下階は不可、でした。

蔵書数は、約20.8万冊とのこと。

同じフロアにある市民ギャラリーでは、絵画教室の作品展をやっていました。受付のおばちゃんに、なぜかしつこく入会を勧められてしまいました。遠方から来ているので無理、と言ったのですが。
区役所と文化センターの間には、日本庭園がありました。

なぜか水は張っておらず、地面に色が塗ってありました。
咲き誇るツツジは、川崎の市の花とか。

場所は、小田急線の新百合ヶ丘駅のすぐ近く。

新百合ヶ丘駅北口

意外に寂しい駅前、と思ったら、賑わっているのは反対側の南口でした。

駅南側

麻生図書館|川崎市立図書館