図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

小平市立中央図書館花北分室(東京都)

急に用事ができて、多摩地方へ。
例によって図書館に寄りますが、あまり時間が無いので、あえて小さそうな所を選んで行ってみます。
前々日に珍しく雪が積もったので、車に乗るのは多少不安がありましたが、道路上の雪はほぼ消えており、全く問題なし。

やって来たのは小平市
図書館は、狭い路地を進んだ先にありました。道端には雪が大量に残っています。

小さいながら駐車場もありました。
台数も少ないですが、奥行きも狭い。出入りに気を遣います。

花小金井北公民館の二階。図書室の方の名前は、略して花北図書室。

階段を上がり、扉を開けて入ると、3m✕5mほどの小さな部屋。期待以上の小ささでした。
入口の真正面に、職員さんがしっかり一人常駐しています。

壁際に並ぶ古びたスチール棚に、本がびっしり。
本の背中には、オレンジの帯が巻かれています。

半分以上が児童書、に見えましたが、同じ棚でも子供の手の届かない上段の方は一般書が入っていました。
そして、棚板の高さを変え、「大きな本」も文庫本も混在。
限られた空間で頑張っています。
コンピュータの本は数冊のみですが、地域資料は10冊ほどありました。

稼働ラックに、最近のおすすめ本と、近所だから定期的に持ってきているのか、大沼図書館所蔵本が置かれています。
雑誌も10誌ほどながらありました。

旅行ガイドブックはほとんど海外もの、と思ったらカウンターの下に「るるぶ」が並んでいました。

蔵書数は5千冊弱と少なく、半分以上が児童書。
お客さんは他に誰もおらず、職員さんと一対一。とても長居できる空気では無いので、早々に退散しました。
月、金が休館で、開館時間は12時半から16時半、とかなり短め。
されど侮るなかれ、開館は1975年となかなかの歴史があります。

小平市立図書館 花北分室