電車で横浜方面へ出かけました。
まず降りたのは、東急田園都市線の宮前平駅。
駅前から、上りの坂道が延々と続いています。
上っていくと、川崎市立の図書館があります。
ホールも入る、文化センターの一階。
中に入って行くと、、何やら怪しげな空気。
カウンターには人がいて、その前のロビーは開放されているものの、本棚の並ぶエリアにはバリケードが張られています。
周囲を見回すと、システム更新のため閉館中。。。
知らずに来館、入館する人は後を絶ちません。
新聞だけは見られるようになっていました。
知っていたら、この駅では降りなかったのですが。
最近は極力、事前に開館情報をチェックするようにしていたのですが、久しぶりにやってしまった。迂闊でした。
気を取り直し、坂だらけの住宅地の中を、隣の宮崎台駅まで歩きます。
ここには駅直結の、電車とバスの博物館があります。
場所が場所だけに、当然運営は東急電鉄。入場料は200円。
運転シミュレーターや鉄道模型のジオラマが人気で、客層はほぼ子供連れ。
昔の高津駅の再現セットもありました。
そんな中、ミニライブラリーを発見!
昔の車両風の室内には、マスコットキャラの「のるるん」と共に、
「Rail Magazine」「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」「RM MODELS」の4誌のバックナンバーが並んでいます。
しかし、揃え方が中途半端。古くて1989年、新しくて2019年といった所で、最新刊はありません。
他には子供向けの本が少々、「東急電車カタログ」が数冊。誰向けに作っているのかわかりませんが、電車の車両のカタログというのは初めて見ました。
貸出はしておらず、図書館として紹介するには少々無理がある規模ですが、宮前平の埋め合わせと、一応ライブラリーを名乗っているので、ということで良しとしましょう。
下の階には、バスもありました。電車に比べると地味なのは否めません。
そう言えば、ライブラリーにもバスの本はありませんでした。
この博物館、開館は1982年ということで、結構伝統があります。
東急の創業者、五島慶太の碑文もありました。