図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

東大和市立清原図書館(東京都)

まだ時間があるので、もう1つ図書館に寄ります。
小川西町からは車で10分ほど、小平市のお隣の東大和市です。
上は団地、市役所支所も入る市民センターの一角。この辺りではよくあるタイプです。

小さな図書館と思われましたが、中に足を踏み入れると、意外に広い空間が。
床はクリーム色、日当たりもよくて明るめです。

壁際の棚はかなり高め。
身長高めの私でも、ぎりぎり手が届くくらい。2.5mほどあるでしょうか。
誰も手に取らないような全集ものがこういう所に追いやられているのはよく見ますが、普通の本がこの高さというのは珍しい。

奥が児童書エリア。
おはなしのへやは、扉が付いていて、おむつかえや授乳やにも使用可とのこと。

地域資料コーナーは小さめ。
東大和市史、資料編がずらりと並ぶ横に、大和村史も。
元はただの大和だったようですが、市制施行に当たり"東"を付けたようです。神奈川県に既に大和市がありますし。
「里正日誌」も目を引きます。
地元名主の日誌で、元は六百年にも及んで記されていたそうな。

窓の下に並ぶ雑誌は、60誌ほど。
小川西町もそうでしたが、文庫本はこちらもなかなか充実しています。棚の上には、図書館員のおすすめ本紹介もありました。
コンピュータの本も、比較的充実していました。

裏口

2007年開館で、蔵書数は約9万冊。
周辺には団地、住宅が広がっています。典型的な東京郊外という感じ。

図書館前の道

清原図書館 - 東大和市立図書館