図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

渋川市立北橘図書館(群馬県)

群馬県まで、一泊旅行に出かけます。
埼玉の家を朝早く出て、前橋ICで高速を下り、やって来たのは赤城山
途中の道は紅葉が綺麗でしたが、高地の大沼まで来るとほぼ落葉。
大沼の畔の赤城神社でお参りしてから、

黒檜山を登頂。
日本百名山赤城山の最高峰。

黒檜山からの眺め

尾根伝いに駒ヶ岳へ。ガイドブックには展望無しと書いてあったのですが、充分良い眺めでした。

駒ヶ岳から

下山後は湿原、覚満淵を散策。

最初の登りはきつかったものの、4時間ほどのショートコースでした。

本日の宿は伊香保温泉。まだ時間に余裕があるので、図書館に寄りつつ向かいます。

着いたのは、渋川市の北橘図書館。何と読むのかというと、「ほっきつ」。
立派な公民館の、二階の小さな一室が図書館でした。
入口が2つありますが、どちらから入っても辿り着けます。

館内は絨毯敷。
雑誌が20誌ほど。
室外のロビーにも、官庁系の雑誌の棚があります。
入口付近と壁伝いが児童書のようで、

今は読書週間。更に10月14日の鉄道の日を記念して、
鉄道の本を集めたコーナーがありました。
鉄道好きの酒井順子の本などが並ぶ中、ここも子供の本、大人の本が混ざっており、子供向けの方が多め。

郷土資料にも、児童向けの本が混ざっています。
今は渋川市ですが、「北橘村史」がこの地の歴史を伝えています。

カウンター前にはDVDがあります。
やはり、半分はアニメなど子供向け。
中身を抜くと残った外箱にレンタル中の文字が見える、レンタルDVD店仕様。
新作コーナーまであり、ますますレンタル店のよう。「トップガン マーヴェリック」がもうDVD化されていることを、こんな所で知ることになろうとは。
その裏、カウンター前のエリアも児童書。
なぜか群馬のローカル文庫「みやま文庫」、ローカル雑誌「群馬文化」もここに。

文庫本の棚の横には、マンガの棚がありました。
SPY✕ FAMILY」など、新しいものが入っています。

児童書が充実している分、一般書は少なめ。
コンピュータの本は数えるほどしかありません。
旅行関連の本も同じく、数えるほど。

設立は恐らく北橘村時代の1996年。
蔵書数は約4.4万冊。
2/3は児童書、お客さんも子供連れが多く賑やかでした。

駐車場の脇には、ちょっとした日本庭園が。大きな鯉が泳いでいます。

坂の上にも続きがあります。より日本庭園風。

道を下っていくと、北橘歴史資料館がありました。
中には入りませんでしたが、この前の公園自体が遺跡とのこと。

群馬県が遺跡の宝庫であることを実感しました。

施設案内・アクセス | 渋川市立図書館