図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

習志野市立新習志野図書館(千葉県)

この週末は、千葉県までドライブ旅行に出かけることにしました。
埼玉の家を出てから約2時間、カーナビの地図で見つけた市川市の平田図書室に寄ろうとしたのですが、、駐車場が無く、近くに駐められそうな場所も見つからず、断念。
湾岸の道路に入ると休憩スポットも無く、結局3時間走り続け。谷津干潟公園の看板を見つけ、そこでようやく休憩。

実は昔近くに住んでいたことがあり、40年以上前の姿も知っているのですが、今は全くの別世界。

当時は汚い海岸だったのが、沖が埋め立てられて湖のようになっています。

今は野鳥観察のメッカとして、観察台も建っていました。

観察台

自然観察センターは、入場料380円。この手の施設は普通は金を取らないものですが。。少々高いので入るのはやめておきました。

ここから1kmほどの所にあるのが、新習志野図書館。
埋立地らしく殺風景ながら、緑に囲まれています。

駐車場側

JR新習志野駅も歩ける距離。

新習志野駅

まずは駅前の商業施設で遅めの昼食を摂ってから、いざ図書館へ。

道路側

自動ドアを入ると、正面に大きな棚が聳えています。
新着図書と今月の展示「Discover Japan」。
和に関する本が並べられています。
その裏は新書の棚でした。

床も壁もオフホワイトの、やや古さを感じる内装。
本棚を眺めながら奥に進んで行くと、地元のアメフトチーム、オービックシーガルズを紹介する小さいコーナーがありました。

郷土資料は、古びた本が目立ちます。
谷津干潟ガイドブック」は、鳥を始め、干潟に棲む動植物を写真で紹介。
習志野・八千代の昭和」には、昔の干潟の様子や、嘗てあった谷津遊園の姿を伝える写真が。
懐かしい、、というか自分も知らない時代の写真が多数。

ITコーナーは、EXCELなどのマニュアル本がずらり。
雑誌は珍しく、奥の隅にあります。60誌ほど。

児童書コーナーには、絵本作家らしき人のサインが3枚、飾られていました。
名前が判読できたのは、石津ちひろさんのみ。

本棚の横には、「津田沼高校生おすすめの本」のコーナーも。
本選びの参考にどうぞ、と著者プロフィールカードなるものもあったりして、なかなか工夫に満ちています。

蔵書数は約7.3万冊。開館は1992年。
そんなに人口密度が高そうな地域には見えないのですが、意外に多くの人で賑わっていました。

新習志野図書館/習志野市ホームページ