この日は3、4館は回れるかなと思っていたのですが、思いの外遅くなってしまい、回れそうなのはあと1つ。
どうせなら大きい所に、ということで千葉市の中央図書館に行くことにしました。
カーナビに従ってやって来ると、駐車場は満車の表示が。
第二駐車場の案内が出ていたのでそちらに行くと、そちらは十分空いていました。
歩いて戻ると、そこにあるのは何ともお洒落な建物。前面にドトールコーヒーがあります。
生涯学習センターも入っており、図書館はもっと奥の方でした。
館内に入ると、、、大階段が!
これは圧巻。京都駅を思い出させます。
途中には、本をあしらったオブジェが置かれています。
せっかくの階段ですが、入口は一階なので、昇る必要はありません。
カウンターの横を通って中へ。
向かいの壁には仕事・職業がテーマの本が大々的に紹介されています。
「空飛ぶタイヤ」「官僚たちの夏」「舟を編む」「校閲ガール」等々。
結構読んだ本が多いな。
ほどなく、旅行ガイドブックの棚がありました。
続いてDVD、CD。
CDの桜特集コーナーがありました。
森山直太朗、コブクロ、イブ・モンタンなど、桜を扱った曲の入ったアルバムが並べられています。
なぜか尾崎豊のベスト盤も。「卒業」があるから?
CDの特集コーナーというのは、珍しい。所蔵数が多くないと出来る芸当ではありません。
その横の文庫本は、1万冊は超えそう。
文庫紹介コーナー、なる小部屋もあり、佐伯泰英のシリーズ物が置かれていました。
隣の小部屋には、加曽利貝塚の土器が。
がんばろう北陸!なるコーナーも設けられており、
金沢に関する本などが置かれていました。
60誌ほどの雑誌に囲まれた雑誌コーナーが。
更にその先に、同じくらいのコーナーが2つ。
更に進むと、「複刻 世界の絵本館」なる棚が。
大きさ、材質も意識して精密に複製したものとのこと。
いつの間にか児童書エリアに入っていたようで、外国語の児童書、絵本も豊富。
千葉の本コーナーや、漫画も少々あります。
サイン色紙も多数飾られていました。
上橋菜穂子、金原瑞人、佐藤多佳子、森絵都など、有名作家が何人も。
ここに講演に来た人達のようです。
階段で二階へ。
階段脇にコンピュータ関係の本があります。
O'Reillyなど、専門的な本が充実。
その奥には岩波新書、文庫クセジュ、平凡社ライブラリー、東洋文庫など、渋めの文庫、新書がレーベルごとに収められた棚が。
この階にも雑誌コーナーがありました。
業界誌などの、やや硬めのもの中心に3百誌はあります。
本棚を眺めつつ歩くと、反対側の隅にも雑誌コーナーが!
趣味系を中心に、百誌超。全部合わせると5、6百誌はあろうかと。
研究個室、なる広めの小部屋が8部屋ほど並んでいます。
まさに至れり尽くせり。
洋書も豊富。
英、中、韓はもちろん、イタリア語、ポルトガル語、シンハラ語、ヒンディー語などの本も。
旅行ガイド、lonely planetも揃っています。
洋書の新着コーナーまでありました。
参考図書、その奥の郷土資料のエリアも広い。
その奥にテラスもあるのですが、安全上の理由?で閉鎖されていました。
新聞も並ではありません。
奈良新聞、愛媛新聞、伊勢新聞、東奥日報等々、地方紙も多数。
地下一階は自習室があるのみ。
と言いつつ、部屋の脇の棚には小中学生向けの本がずらり。
ロビーには、加曽利貝塚からの出土品が展示されています。ちょっとした博物館。
今も調査は続いており、今年度の成果も展示されています。
2001年開館というこの図書館、蔵書数は脅威の110万冊超。
千葉市の図書館は、最後に行った
千草台などの小さな公民館図書室しか行ったことがなかったのですが、さすがに中央図書館は違います。
政令市の実力を見せつけられました。
駐車場は2時間無料。館内で精算が必要なので要注意。
そんな雰囲気ではないのですが、実は千葉駅から歩いて10分程度という一等地です。