図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

みやま市立まいピア高田図書館(福岡県)

この日のメインは、昔から行ってみたかった柳川。しかしJRでは行けないので、要乗り換え。
JR渡瀬(わたぜ)駅と西鉄開駅が近そうなので、ここで乗り換えることにしました。

JR渡瀬駅

しかもその道の途中に図書館があります。
歩いて10分もかからずに到着。まいピアなる、巨大な文化施設です。

まいピアの全景

ロビーには、地元で受け継がれる「新開能」のレリーフがありました。

図書館はこの中の一室。

館内は、先端が丸くなった弾丸型。ネットで事前に調べた際は大きな施設に見えたのですが、意外に小さい。

入るとすぐ、CD、DVDコーナーがあります。
DVDは「007」「シャーロックホームズの冒険」などが揃っています。
あらいぐまラスカル」「母をたずねて三千里」など、懐かしのアニメも充実。
CDの方は、棚の上にシャンソンイージーリスニング、演歌などとジャンルが書かれています。

欧文図書のコーナーには、洋書が数十冊。
外国語の絵本もあります。
床は板張りですが、えほんコーナーは絨毯敷き。
和室に、小さな中庭もありました。

中庭

郷土資料も少なめですが、日本海軍提督、伊藤整一の本が多数。
戦艦大和の司令官で、この辺りの出身のようです。

窓に向かっては、閲覧席が並んでいます。
長いソファの上には、なぜか座布団が。クッションが硬めだからでしょうか。

ここも、文庫本は分散して置かれています。
雑誌は60誌ほど。珍しくコンパス時刻表も置いていました。
コンピュータの本も十冊程度と、かなり寂しめ。
旅行書も少なめ。「まっぷる」だけは国内外揃っています。

マンガは「サザエさん」「三国志」の他、コミックエッセイが充実。
その棚の上には、大人向け絵本のコーナーが。「ダース・ヴェイダーと仲間たち」など。

開館は2006年、蔵書数は約3.4万冊とのこと。

電車の時間に合わせて、再び歩き始めます。
西鉄の開駅までも、徒歩10分とかかりません。

西鉄開駅

着くまで読み方が分からなかったのですが、ひらき駅でした。
渡瀬駅も淋しい駅でしたが、こちらはそれ以上の簡素さ。

施設あんない|みやま市立図書館