図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

野田市立南図書館(千葉県)

江戸川で県境を越え、千葉県に入りました。
ここは醤油の街、野田市。街の中心部もキッコーマンの工場だらけ。
工場群を抜け、国道16号に出てから、また図書館に寄ります。
春日部市に続き、ここも貴重な月曜開館。
地図からは国道沿いにあるのかと思ったら、狭い裏道沿いでした。
コミュニティセンターとなっていて、正面は市の出張所、右手にあるのが図書館でした。

郷土資料は千葉県の資料が豊富。なぜか市町村ではなく郡別になっています。
野田市の資料には、しょうゆの本が多数。

「河出世界文学大系」「現代文学大系」「日本詩歌」など、古い全集ものが小さな専用棚に入って置かれています。
新着図書コーナーの最下段も、なぜか「昭和文学全集」。

コンピュータの本は読み物系中心に豊富。
雑誌は通し番号が84まで振られています。
文庫本はここも多く、数千冊。時代小説コーナーは別途ありました。
旅行ガイドは「るるぶ」「旅名人ブックス」はありましたが、他はあまりありません。

カウンター前には「文学賞の受賞作品集めてみました」コーナーがありました。
よくある本屋大賞芥川賞だけでなく、野間文芸賞大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞まで。

奥の壁には、大きな書が飾られています。
大きな賞を獲った地元の人の作品のようです。

新着DVD・CD・コミックの目録がありますが、実物の陳列は見当たらず。
感度の悪いタッチパネルの検索機に苛々しながら調べたところに拠ると、どうやらこの館には無く、市内の別の館にある模様。

開館は平成元年の1989年、蔵書数は約8.3万冊。

周辺は緑の多い住宅地。目の前には花壇が設けられていました。

野田市立南図書館