図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

武蔵野プレイス(東京都)

今日から三連休。
天気も良いので、以前から気になっている図書館に行ってみようと思い、東京は武蔵野市の武蔵野プレイスへ。

事前のリサーチによると、
都会なので駐車場は有料のようで、バイクで行くことにしました。
バイク駐輪場があるかどうかは不明だったのですが、行ってみれば何とかなるだろうと。

自宅から、多少道を間違えながらも新座市西東京市を経て約1時間。
ほぼ事前にスマホナビで調べた通り。
西東京市を走っている時はまだまだ先かと思っていたら、いきなり「武蔵野市」の標識が現れました。
ほぼ埼玉のイメージの西東京市と、ほぼ都心のイメージの武蔵野市が隣接していることを知り、ちょっと意外でした。

目的の武蔵野プレイスは、JR中央線武蔵境駅のすぐそば。
駅を目指していけば、さほど迷うことはありません。

さて、近くの道路上から様子を見ると、駐輪場がいっぱいのようで、なんと、自転車を押して待っている人がいます。
バイク駐輪場もあるようですが、125CC以下のみが対象の模様。

私のバイクは600CC。
大型バイクの中では小型なのですが、125CC以下に見せかけるのはちょっと無理があり。。
以前、セカンドバイクとして125CCも持っていたことがあるのですが、
こういう時にあれがあったら、、と懐かしく思い出してしまいました。

仕方なく周辺をぐるぐる回ってバイク駐車場を探しますが、やはりあるのは125CC以下が対象のものばかり。

もう一度戻って整理員の人に聞いてみると、やはり中型以上のバイク駐輪場は無いので、
イトーヨーカドーにでも停めてください、とのこと。

それで良いのか?と思いつつ、さっきも覗いたヨーカドーに行きますが、やはりここも駐輪場は125CCまで。
立体駐車場はバイクお断り。
どうすれば良いの??と思いつつ更に走ると、平面の駐車場も発見。
バイクOKなのかは不明ですが、ダメとも書いていないのでここに停めちゃいます。

買い物すれば1時間は無料、とのことなので、まずはヨーカドーでパンとコーヒーを購入。
ここまでの話が長くなりましたが。。
1時間以内に出る覚悟で、急いで武蔵野プレイスに向かいます。

裏口方向からの眺め

改めてじっくり眺めると、なんともファンシーな外観。
二年前に訪れた、アゼルバイジャンの ヘイダル・アリエフ・センターを思い出しました。

1階に入ると、中央はカフェになっています。
図書館にあるカフェというと、福祉雇用支援でやっているものが多いのですが、
ここは本格的な感じで、料理も色々出しているようです。

中は、とにかく人で賑わっています。
セルフ式の貸出機が多数並んでおり、有人の貸出カウンターは見当たりません。
予約した本の取り置き場もあります。これもセルフ式で、自分の本を取って、機械で持ち出し手続きをするようです。
ここまで機械化された図書館は初めて見ました。

インテリアも、柱や窓の形状は外観イメージそのまま。お菓子の家のようです。

この武蔵野プレイス、図書館というより、公民館を兼ねた市民交流施設ともいうべきもので、
地上4階、地下3階のビルになっています。
一番下は駐車場ですが、それ以外のフロアは一通り見てみることにします。

1階には他に、新聞、雑誌コーナーが。
雑誌の種類がすごいです。業界系、専門系のあまり見かけない雑誌も多数。

図書館のメインは地下1階。
豊富な品揃えです。
職業柄、コンピュータ関係のコーナーは覗いてみるのですが、
エクセルやウィンドウズの使い方、といった一般向けの本が妙に多数ありました。

地下2階は、ティーンズコーナー。
広い交流スペースがあるのですが、20歳以上はお断り。。
卓球台の部屋や、ダンススタジオのような部屋もありました。ここも中年男は入れそうにありません。

ティーン向けの本の部屋もこのフロアですが、ここは年齢制限はありませんでした。
スペースの都合か、美術関連の本もこの部屋に。

エレベータで一番上に上りますが、
4階、3階は交流スペースや学習ルーム。本はありませんでした。
2階は子供向けの本。

事前の想像通り、規模が大きく、おしゃれで魅力的な図書館ではあるのですが、
とにかく立地も良くて人が多く、そもそも地元の人の交流の場なので、
余所者にはやや居づらい感じもあり、40分ほどで退散しました。

こちらが正面

正面から出るとちょっとした広場になっており、ここでヨーカドーで買ったパンとコーヒーの昼食。
せっかく遠出してきたので、ちょっといい食事をしたかったのですが、都会でバイクを停められる店を探すのは面倒なので、侘しい食事で我慢。
見ると、駐輪待ちの自転車の列が一段と長くなっており、10台以上にもなっています。
しかも列が進んでいる様子もなく、最後尾の人は、いつになったら中に入れるのでしょうか。。
歩道や公園は空きスペースだらけなのに、なんで日本人はこんなに真面目なのだろう、、
とちょっと複雑な思いを抱きました。

向かいのJR武蔵境駅

駐車場に戻ると、目の前に杵築大社なる神社を発見。

大社を名乗るとはさぞかし由緒あるものに違いない、と思い、お参りしておきました。

武蔵野プレイス - 武蔵野市立図書館