図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

東京都立多摩図書館(東京都 国分寺市)

先日に続き、所用で清瀬に来たので、足を伸ばして多摩地方の図書館巡りへ。
久しぶりに天気も良いので、交通手段はバイクにしました。
最初にやって来たのは、西国分寺駅の近くにある、都立多摩図書館
バイク駐輪場があるか不明でしたが、3台分だけありました。

駐車場側

ついでに、駐車場もしっかりありました。
どちらも利用者は2時間まで無料。

都立だけあって巨大な施設なので、少々長居する覚悟で中に入ります。
一階にはカフェがありますが、その横には取って付けたような受付があり、その先は閉鎖。少々不穏な空気。
受付で入館証と、ついでに駐車場の精算券をもらうと、二階に案内されます。
現在は、二階の臨時閲覧室のみが開いているとのこと。
空調工事が始まるため、大幅に縮小営業されているそうです。
何の下調べもせず来てしまい、ええっ、と思いましたが、ここまで来たら仕方ない。階段で二階に上がります。

普段はセミナールームである広くもない部屋が、この時の開架エリアの全てでした。
まずは、こどものへや。児童、青少年向けの本です。
青少年向けの方には、司馬遼太郎宮田珠己沢木耕太郎などの、大人が普通に読む本もあります。
私が最近読んだ本も、ちらほらありました。

その奥が一般書籍ですが、閲覧席と雑誌、地図、広報誌、辞典類等があるのみ。
その他の本はありません。
雑誌は最新刊のみが棚に縦置きされているので、スペースは小さくて一見気付きませんでしたが、よく見ると種類が実に豊富。
「武蔵野樹林」「東京グラフィティ」「多摩のあゆみ」などの東京ローカル誌に加え、
「軽井沢ヴィネット」「月刊京都」や、琵琶湖情報の「みーな」、神戸情報の「SAVVY」などなど、地方のローカル誌も置いています。
思いつく雑誌は大抵ある、と言っても過言では無い、とまでは言い切れませんが、
千誌はありそうな品揃えは、今まで見た図書館の中で最高と思われました。

後で調べると、どうやらここは、児童書と雑誌に特化した図書館だった模様。
所蔵する雑誌数はなんと1万を超えるそうで、この日見たのは氷山の一角のようです。

こちらから見ると、明らかに工事中

現在の図書館は、2017年に開館したばかりのようです。それで早くも大規模工事とは。。
来年の4月に工事が終わり、本来の姿に戻るとのことなので、これは、改めてもう一度来なくては。

隣は、東京都公文書館
裏は広大な多摩国分寺公園。親子連れで賑わっていました。

都立多摩図書館利用案内|東京都立図書館