図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

三芳町立中央図書館 [2](埼玉県)

6月11日、自宅から最寄りの、三芳町立中央図書館がついに再開。

三芳町は、このエリアではコロナ休館に入るのが比較的遅かったのですが、
再開も遅めで、多くの図書館が6月1日に始動する中、11日になってようやく開きました。

再開したとは言え、開館時間は10時から17時までと、本来より1~2時間短め。
これだと仕事が終わってから寄るのは困難です。

不安定な天気と、在宅勤務による仕事の合間を縫って、約3ヶ月ぶりに訪れました。

入口には机が置かれ、その脇にはフェイスガード+マスク姿のスタッフの方が立っており、
接触の体温計で体温チェックを受けました。

返却する本は、館内のカウンターに返すのでなく、返却ポストに入れるよう促されます。

机の上には、もちろんアルコール消毒液。
その後ろには時計が2つ。1つは現在時刻、もう1つは30分進んだ時刻を示しています。
この時刻までに退館してください、要は滞在は30分以内に、ということ。
徹底しています。

 

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入口にアルコール、外に本棚の新しい光景

中に入ると、カウンターにはビニールのシート、
新聞雑誌は無し、椅子は撤去と、
すっかりおなじみとなったコロナ対策の光景。
検索機もカバーを掛けられ、使用不可でした。

こういう光景が、「新しい生活様式」として定着しないことを祈るばかりです。

使う人のいない閲覧席の机の上には、準新刊を集めたらしき本棚が設けられていました。
人気の本を適当に摘まんで借りて帰るには効率的です。

私が事前に調べをつけていた本も、そちらの棚に置いていました。
最初通常の棚を探して見つからず、探し回ったので、
逆に時間がかかってしまいました。

平日の昼間ということもあり、来館者は少なめ。
手早く何冊か借りて、滞在時間10分ほどで早々に退館しました。

見慣れないことに、入口外の屋外に本棚が幾つか置かれておりました。
除籍されたリサイクル本を置いているようで、
大人の本と子供の本がそれぞれ別の棚に。

その間には空の棚があり、
手に取ったけど持って行かない本はここに置いてください、とのこと。
誰かが触った本は消毒するのでしょうか。
ますます徹底しています。

いつもの日常が戻ってきた、とはまだまだ言えませんが、
少しずつ戻って来つつあることが実感できたのは、嬉しいことです。

なお、分館の竹間沢の方は、今月いっぱい休館継続とのこと。

 中央図書館の再開館について