図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

芳賀町図書館(栃木県)

この日やって来たのは、モビリティリゾートもてぎ。
ホンダコレクションを見学した後は、サーキットへ。

レースこそやっていませんでしたが、バイクの走行会をしており、なかなかの迫力でした。
遊園地エリアのアトラクションはほぼ子供向けでしたが、充分楽しめました。

帰りに、6時まで開いているという、芳賀町の図書館へ。
モビリティリゾートを出たのは5時半頃。間に合わないかな、とも思いましたが、どうせ通り道なので一か八か車を飛ばすと、閉館10数分前に到着。
隣は町役場と農協。
 
知恵の環館との愛称の付いた総合情報館となっていますが、大部分は図書館のようです。
玄関を入ると少し奥は図書館スペース。仕切りはありません。

入口付近には、雑誌、新書、文庫、旅行書、CD、DVD、VHSと並んでいます。
芳賀チャンネルなるローカル番組のDVDがずらり。

館内は白と黒のシックな内装。
黒いスチール棚が洒落ています。

入ってほどなくの所に、立松和平文庫なる棚がありました。
宇都宮出身という立松氏の著作が並んでいます。

マンガの棚もありました。なかなか就実しています。
コンピュータの本も、そこそこの数が揃っていました。

自動車コーナーもありました。自動車に関する本が数百冊。
ホンダの研究所がある芳賀町、ホンダ関連の本がやや目立つ気がしますが、トヨタや日産の本もあります。

地域資料のコーナーには、芳賀町史、栃木県史に加え、県に纏わる本が多数。
福田たね、なる女性画家が紹介されていました。
画家としてより、青木繁の子を産んだことで知られているよう。
結婚したとは書いていないので、愛人だったのでしょうか。

カウンター前には、いちご、LRTの特集コーナーがありました。
いちごはこの町の名産のようです。
今夏開業予定の宇都宮ライトレールは、ここ芳賀町が終点。いつか乗ってみたいものです。

デザイン性の高いこの施設、開館は2008年とのこと。蔵書数は約14.8万冊。

博物館も併設されています。
しかし展示室は準備中となっており、入れず。
見学する時間も無かったので、未練を残さずに済みました。

博物館側

文書館もあるはずなのですが、時間切れでどこにあるのか確認できず。

旅の最後に、町内の天満宮へ。
近くかと思ったら、5kmくらいは離れていました。
急な階段の上にあるのですが、車で上まで行けました。高台からは関東平野が一望。

ここに来たのは、紫陽花の名所と聞いたから。参道も花で包まれています。

お手水にも紫陽花の花が。

境内には多種多様、色んな色の紫陽花が咲いており、期待以上でした。

天満宮と言えば、牛。ここの牛はなかなか可愛い顔をしています。

その後は国道408号、4号で埼玉の自宅へ。どちらも高速並みの快走路でした。

芳賀町/図書館