図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

川口市立中央図書館南鳩ヶ谷文庫(埼玉県)

2024年が明けました。
元旦に近所に初詣こそ行ったものの、その後体調を崩して寝込んでしまい、記憶している限り最悪の新年の幕開けとなってしまいました。
ようやく快復してきたこの日、無性に温泉に入りたくなり、川口までやって来ました。
もちろん図書館にも立ち寄ります。
川口と言っても、ここは旧鳩ヶ谷市域。南鳩ヶ谷公民館の中に、小さな図書館があるようです。

南鳩ヶ谷公民館

一階に図書室がありました。正式には、川口市立中央図書館南鳩ヶ谷文庫という名前のよう。

中に入ってみます。
狭い部屋の中は、高い本棚が立ち並び、圧倒されます。
短辺をカウンターにして、奥へ伸びる通路が3列。
通路も狭い、と思ったら中央の通路だけ広め。

大雑把に言うと、外周は実用書、中の島の部分が文芸書、奥が児童書という感じ。
文庫本もありますが、大半が佐伯泰英でした。

DVDもありました。
映画が百枚ほどあり、川口を舞台にした「キューポラのある街」も置いていました。
他には子供向けアニメ、落語、「にっぽん百名山」など。

コンピュータの本は十冊程度。
旅行ガイドは「るるぶ」が結構ありますか、海外モノはほとんど無し。

小さな施設の割に人は多く、特に子連れのお母さんがひっきりなしにやって来ていました。
しかし、暖房が入っていないようで妙に寒い。。閲覧席も無いので、長居はせずに退散しました。

蔵書数は約1.7万冊、DVDが約500点。
蔵書の半分強が児童書のようで、子供が多かったのも頷けます。そう言えば、本棚の端々には縫いぐるみも置かれていました。
開館は鳩ヶ谷市時代の1976年。
近くには埼玉高速鉄道南鳩ヶ谷駅がありますが、その開業より25年も前。かなりの歴史があります。

図書館の裏手には神社がありました。
元は熊野三山、それに幾つも神を加え十二山になったとか。

十二所神社

初詣ムードは既に無く、他に参拝者の姿はありませんでした。

南鳩ヶ谷文庫|川口市立図書館