図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

江戸川区立東葛西図書館(東京都)

東京の東の端、江戸川区にやって来ました。
都内に来る時は大抵電車を使うのですが、あまりに暑いことと、目的地が駅から遠いことから、この日は車にしました。
まずは、区立図書館に寄ります。
環七沿いの大型ショッピングセンターの近くですが、静かな住宅地の中にありました。

東葛西図書館

中に入ると、1年前、同じ江戸川区小松川図書館にもあった、北野大氏の等身大パネルがここにもありました。
入口横は、広い新聞雑誌コーナー。
ベーシュの絨毯に木の棚で、明るい館内。

カウンターの前に、CDコーナーがありました。
アーティスト名の見出しが出ており、見た感じ図書館にしては。比較的新しめ。
洋楽は日本語、英語の二ヶ国語表記になっています。
DVDもありました。この日開幕のパリオリンピックを記念して、フランスコーナーが設けられていました。
アメリ」「ニキータ」など、フランス映画がピックアップされています。

エアコン故障中、との紙が貼られていますが、その割には十分涼しい。
連日の猛暑日の中、本当なら地獄の沙汰のはずですが、幸い故障しているのは一部だけのよう。

奥は児童書で、その奥にも出入口があります。
こちらから外に出ると、公園になっていました。

東葛西土地区画整理事業竣功記念碑なるものが立っています。
振り向くと、「としょかん」の文字。こちらから見ると、児童図書館のよう。

一般図書、参考図書は二階。
中央の階段で上がります。
二階には、インターネット用パソコンとWiFiが故障中、との貼り紙が。
どちらも使わないのでいいのですが、、故障続きでちょっと心配になります。

ピンク色の床に、白いスチール棚。
やはりとても明るい感じがします。
「宇宙の彼方に思いを馳せて」「ディープな世界」など、特集コーナーがそこかしこに設けられています。

ニ階にもカウンターがあり、その前には、角野栄子さん魔法の文学館特設展示コーナーがありました。
実は、この後行こうと思っていたのがここ。
魔女の宅急便」をはじめ、角野さんの著作が並んでいました。

カウンター内には、サイン色紙が飾られていました。
角野さんかと思ったら、なぜか元TBSアナウンサーの安東弘樹氏でした。

風のてらす、なるベランダもありますが、この時は施錠されていました。
この暑さでは危険、という判断でしょうか。まあ、使いたい人もいないでしょうが。

コンピュータの本は技術的なものもあり、結構充実。
文庫本もなかなか豊富。
全体的に新しい感じなのですが、渋く東洋文庫の棚もありました。
郷土・行政資料がなかなか見つからなかったのですが、珍しく真ん中辺りに陣取っていました。行政資料が中心。

蔵書数は約13万冊、視聴覚資料が1万枚。やはり昨年訪ねた、西葛西図書館と同じくらい。
開館は2005年。
最寄り駅は徒歩20分の葛西駅と、電車で行くには少々不便ですが、23区では珍しく、小さいながら駐車場もあります。

江戸川区立図書館 各館案内 東葛西図書館