柏を後に、帰路に就きます。
途中、流山市の森の図書館がありました。以前行った木の図書館の姉妹館のよう。
月曜日は休館のはずが、夏季は開館しているらしく、行けるかな?と思ったのですが、子供のための臨時開館だからか5時閉館のようで、やはり入れず。
県境を越え、埼玉県に戻りました。
ここ吉川市の図書館も、月曜開館。
新しい住宅街の中、市役所の隣にありました。
周りを謎の空中回廊が巡らされています。
目黒の大橋図書館を思い出させました。あちらよりは全然低いですが。
隣の市役所から直接繋がっているよう。
せっかくなので通ってみようとしたら、、封鎖されていました、
どうやら、通行は18時までのようです。
素直に、地を伝って中に入ります。
複製絵画の貸出をしていました。初めて見た時は驚きましたが、実は意外にやっている所も多いサービス。
雑誌棚は通し番号が振られており、318番まで。すごい数、と思いましたが、市議会議事録や行政資料など、雑誌とは呼べないものもかなり混ざっています。
おはなし室は、黒地に黄色の線。雷のような奇妙なデザイン。
洋書もありました。
L字型に伸びる館内は、奥にかなり広がっています。
畳敷きのスペースもあります。
真ん中が掘り下げられているので、冬は掘り炬燵になるのでしょうか。
蔵書はなかなか豊富。
「人間の記録」「GHQ日本占領史」「興亡の世界史」など、見慣れないシリーズものが棚に入っています。
文庫本も豊富で、一万冊はあるかも。佐伯泰英専用の回転棚もあります。
カウンターの中では、手づくり布絵本も扱っています。
視聴覚コーナーは、CD、DVD、VHSに加え、レーザーディスクも!
視聴席も多数で、LDプレーヤーが4つも!
故障中のものもありますが、最近ではかなり希少。
最奥に郷土資料コーナーがありました。
在住著者としてマンガ「イレブン」が置かれていました。
近年、ナマズを名産として売り出している吉川市ですが、ナマズの本は見当たりません。
コンピュータの本は、技術的な本もあり、なかなか充実。
旅行ガイド、紀行も充実。ディズニーリゾートやUSJのガイド本まで多数。
裏には、館内からも眺められる庭、というか池があります。
蔵書数はAV資料含め、約30万点。
開館は1999年。
外には、吉川市と室根村との友好の碑が。
室根村は岩手県で、現在は一関市の一部とのこと。
市制施行18年という、まだ若い吉川市ですが、その図書館はとても立派でした。