図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

北区立滝野川西図書館(東京都)

この日は買い物のため、池袋へ。
と言いつつ、2つ手前の下板橋で東武東上線を降り、寄り道します。
東に行くと、JR板橋駅

JR板橋駅東口

こんな立派な駅だったっけ?
と思って調べてみたら、やはり4〜5年前にリニューアルされていました。

駅の東口には新選組組長、近藤勇の供養塔があります。
この辺りの処刑場で斬首されたようです。

奥には、埋蔵当初の墓石なるものが。看板の前後に石があり、どちらのことを指しているのか分かりにくいのですが。

更に東へ進んでいきます。
狭い路地には、時代がかった銭湯が。まだ午前中なので閉まっていましたが。

路地の突き当りは、首都高を天に抱く国道17号
ここに、図書館があります。が、、

外装工事中のようで、幕に覆われていました。
唐津市所沢市での体験を思い出しました。
紫色のビル、との印象が残ってしまいそうですが、あくまでそれは幕の色。
ともあれ、中は普通に営業中のよう。

エレベータで五階へ。
エレベーターホールには、ステンドグラスがありました。

館内へ。
左は雑誌、右はこどものほんのへやになっています。
雑誌の次は、カウンターを囲むようにCDが並んでいます。その数、三千枚ほど。
ぱっと目に付くのは、ザ・スパイダースザ・タイガース松任谷ならぬ荒井由実と、かなり古め。
新しいものも無くは無いですが。
棚の上部に、CDの貸出は10点まで、と書かれています。
視聴覚資料は本より貸出点数を絞っているのが普通ですが、10点までとは、随分大盤振る舞い。

カウンターの右手には、旅行ガイドの棚。
その裏は、まんが、パソコン関連、幕末維新・新選組コーナーと、脈絡の無い分野の本が1つに収まっています。
幕末コーナーは、文庫本やムックも含め300冊ほど。

まんがは、「ブラックジャック」「サザエさん」などの定番モノもありますが、選定基準不明な色んな本が少しずつあります。
新選組も出てくるであろう「風雲児たち 幕末編」が幅を利かせていました。
コンピュータの本は、技術的なものも少々。

カウンターの横から奥に伸びる壁には、参考図書、言語、大活字本、郷土資料と並んでいます。
東京都の郷土資料、北区の郷土資料の間に、渋沢栄一翁の関連書籍コーナーがありました。渋沢が居を構えた、飛鳥山を持つ北区ならでは。
小さく「祝 次期大河ドラマ」と、書かれていました。ということは約4年前の展示。。

最奥は文庫本コーナー。軽く五千冊はありそう。

開館は1996年。
蔵書数は約7.8万冊、視聴覚資料は約6千点のようです。

全面工事の幕で覆われていましたが、裏の階段だけは本来の壁の色が覗けました。

その後は、歩いて池袋へ。
途中、人で賑わう公園がありました。
テントで芋煮を無料で振舞っており、有難くいただきました。

北区立北谷端公園

名前の通り、北区の端。西に100mも行くと豊島区、更に100m行くと板橋区です。

滝野川西図書館 | 北区立図書館 公式ホームページ