図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

津市津図書館(三重県)

大宇陀から山中を通って、奈良県を出ました。
三重県に入ると、そこは県庁所在地の津市。
港町だったはずが近隣の町村を合併して、いつの間にか山奥の県境にまで領地を拡大していました。
市内に図書館はいっぱいありますが、いずれも火曜休館で、この日月曜日は開いている模様。
その総本山たる、津図書館に寄ってみます。
津にあるものは市名でも駅名でも、何でも「日本一短い」の称号が伴いますが、ここも日本一短い名前の図書館でしょう。

都市の中心部にあるので道の混雑も予想され、駐車場の有無もはっきりしなかったので、車でスムーズに辿り着けるか心配でしたが、
大した混雑は無く、閉館時刻19時の20分ほど前に到着。
市役所と共同の大きな駐車場もありました。
駐車場整理券はコロナ対策で配布中止、とのことで無料開放になっているようです。

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図書館の入る、津リージョンプラザ

中に入ると、ガラスケースの中で「旅日記と紀行文展」をやっていました。
江戸時代の「土佐日記」「伊勢紀行」などが展示されていました。

県庁所在地の中央図書館だけに、蔵書は豊か。
コンピュータの本も充実しています。専門的な本は少ないですが。

本棚の一番上の段はほとんど空いており、収容力には余裕がありそう。

写真集が雑誌ラックに立ててあったり、
雑誌のバックナンバーが本と同じように棚に並んでいたり、
本の置き方にはやや個性があります。

中央にある階段で、二階に上がってみます。
映像音声ラウンジには、視聴覚資料がズラリ。
CD、DVD、VHS、そして最近見かけることのすっかり減った、LD。
いずれもかなりの数です。
貸出中の札付きゴムをかける仕組みなので、貸出中でも所蔵していることは分かります。レンタル店のよう。
LDは館内視聴専用ですが、数千枚はあります。所蔵数は、これまで見た図書館の中でも一番ではないかと。
3台あるLDプレイヤーは、故障したら修理は不可能、とのことで、いずれは観ることも叶わなくなるのでしょうか。

児童向けのものは隣に分けられており、こちらも各種メディアで揃っています。も同様
ガンダム」「ルパン三世」「トトロ」など、中高年にも馴染みの人気アニメが揃っています。

レファレンス室もありました。
参考資料、郷土資料の部屋です。いずれも、さすが県都、の品揃え。
「教育文芸みえ」「伊勢志摩」など、ローカルな雑誌が多数あります。
「川柳三重」「川柳亀山」「伊勢志摩文学」などは、ほぼ同人誌のよう。

蔵書数は約38万冊。県内では、県立図書館、四日市市立図書館に次いで第三位のようです。
開館は1987年とのことで、新しく見えましたが意外に歴史がありました。

最寄駅は津駅ではなく、近鉄津新町駅。こちらの方が街の中心部に近いです。
東隣には、津城跡があります。
もう真っ暗ですが、行ってみると、街灯と月明かりでお堀と石垣がしっかり拝めました。
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中には日本庭園もありました。
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この時間から埼玉まで帰るのは、もちろん無理。
津市内で食事と入浴を済ませ、愛知県の道の駅で夜を過ごしました。

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