図書と旅

旅行と読書が趣味。旅行先で訪ねた図書館の紹介などを綴っていきます。

北本市立中央図書館西部分室(埼玉県)

鴻巣雛人形を堪能して、家路に就きました。
通り道に、水曜日と土曜日の13~17時しか開いていないという、敷居の高い図書室があります。
エルミこうのすを出たのは、午後4時半。この日は無理だと思っていましたが、間に合いそうなので、寄ってみることにしました。

やって来たのは、北本市の西部分室。
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公民館になっており、油彩クラブの絵なども飾られています。

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公民館入口

中は絨毯敷。
閲覧席もありますが、コロナ対策で、滞在は120分以内に、とのこと。
元々長居する人はあまりいなさそうですが。

この日最初に行った、箕田公民館の図書室に規模は似ていますが、
古い本ばかりのあちらと違い、こちらの本は比較的新しめ。
蔵書数は、1万冊程度でしょうか。
児童書、絵本はまあまあの数で、紙芝居も置いています。
一般書の方はかなり寂しく、文芸書も千冊無いくらい。

百にも満たない数ながら、郷土資料も置いています。
「北本のむかしばなし」「北本の動植物誌」など、市外には無さそうな本も。

コンピュータの本は数冊。
そんな中、「地球の歩き方」は揃っていました。
新聞は4紙、雑誌はフリーペーパーも置いており、実質的には数誌です。
正確な蔵書数は分かりませんでしたが、開館したのは1991年との情報がありました。

ともあれ、週8時間しか開いていない難易度高めの図書室に入れたのは幸いでした。
川越市霞ヶ関南分室の週7時間には及びませんが。

向かいには荒井公園なる公園、その横にはテニスコートがあります。
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再び帰路に就くとほどなく、1年ほど前に行った北本自然観察公園の裏口に入り込みました。
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ちらほらと梅が咲いています。
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春の近づきを実感させる一日でした。

西部分室 | 北本市立図書館